【愛玩動物看護師だより】 ドライフードの酸化について

6月は、梅雨の季節ですね。

 

 

ジメジメする今の時期に気をつけてもらいたいのが、動物さんのごはん!!
『ドライフード』の管理です。

 

 

ペットフードは嗜好性などを良くするために、多くの油脂でコーティングされています。

ですが、油は「空気」「高温多湿」「日光・照明」によって酸化が進みやすくなり、
においや色が変化し品質や栄養の低下を招きます。

 

 

 

なお、栄養豊富なためカビや細菌の栄養源となってしまいます。

 

 

酸化してしまったフードは、体で吸収する際に腸や膵臓に負担をかけてしまうため、
下痢や嘔吐など体調を崩す可能性があります。

 

 

フードの酸化を防ぐには?

( 例 )
・2~3週間で食べきれるサイズを購入

・酸化防止剤の袋を、フードの袋に入れる

・温度変化の少ない場所で保管 (※ 冷蔵庫は出し入れで結露し腐りやすくなります)

 

 

 

 

ご家族である動物さんの食事管理は、
この時期に限らず常に美味しく食べられる状態で与えられるよう気をつけて管理してあげてください!

 

 

 

 

 

 

愛玩動物看護師 関根

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