【新 当院の特徴ある医療シリーズ 20】 \最期まで生活の質を高めてくれる/ オゾン療法 を紹介致します

アメリカでもオゾン療法を始めているようです。
注腸療法が中心のようですね。

 

参照サイト:

https://bit.ly/3hVG7tC

 

■■■ オゾン療法 ■■■ 

 

 

■ オゾン療法って、あ・や・し・い、と思っていませんか?

その情報間違っています !!!   正解は・・・

 

 

■■ オゾンとは、酸素原子が3つに結合した状態のものです。名前の由来はギリシャ語で、「OZEIN 匂う」からきていて、独特の匂いがします。 強力な酸化能力をもち、脱臭、殺菌等に効力を発揮します。

 

■ 大量のオゾンガスは、細胞に障害を与え害となってしまいますが、適度な量にすることで細胞を刺激し、細胞の代謝を活性化することで、免疫系の調整作用・抗酸化作用を調整・消炎鎮痛作用・血小板凝集阻害作用が期待できます。

 

■ 投与の仕方は、オゾンガスと採取した血液を混和し投与する自家血療法(大量・少量)、オゾンガスを直腸に投与する注腸法があります。

 

 

■■ 特に注腸法は、数秒から数十秒で終わり動物にストレスもかかりません。

 

 

 

◆◆◆ オゾン治療を行った症例を御紹介致しましょう ◆◆◆

 

 

■ トイプードル 13才 オス 去勢済

 

■ 特に目立った症状は無かったのですが、最近痩せてきたとの事で来院されました。

 

■ 全身検査を行うと、血液検査で肝酵素値の上昇、腹部超音波検査で肝臓に腫瘤が認められました。 肝臓の奥深く、内側右葉にあり、摘出はかなり難しそうです…

 

 

■■ 飼い主様は、動物が高齢ということもあり、内科的に治療されていく事を選択されました。

 

そして話し合いの上で、その後は週に一度、オゾン療法を注腸法で行っていきました。

 

 

■ 治療を始めて3ヶ月後、苦しみも無く自宅で眠るように亡くなったとの事でした。

 

■ 通常肝臓の腫瘤では、肝不全を起こし、発作が起こったり、破裂してしまい、貧血を起こしたりするのですが、、、

 

 

 

 

◆◆ 最後の日まで食事を自力で食べ、亡くなったとの事でした。

 

 

■ 最期まで、生活の質を高めてくれる、オゾン療法の効果が際立った症例でした。

 

 

※ 当院で治療した動物さんの最期は、本当に穏やかな子が多いです。 特に、オゾン療法を行い続けた子には、とても素晴らしい穏やか生活効果が出ます。

 

 

 

 

 

■ もし、オゾン療法にご興味がお有りでしたら、是非ご相談下さい。

 

 

獣医師 増田正樹

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