【こんな症例も治りますシリーズ 855】『 犬がチョコチップクッキーを食べてしまった!慌てずに動物病院へ 』も適切な診断と治療で治します

↑ 上の写真は、犬のチョコレート中毒の注意喚起リストです。

■ どのような症状になるのかを、主にまとめました。

 

犬 12歳 シェットランド・シープドッグ(シェルティー) メス(避妊手術済み)

 

 

【 チョコチップクッキーを食べてしまった 】とのことで来院しました。

 

 

 

◆◆ 今回食べてしまったのはお店で販売されている手作りクッキーでしたが、使用されているチョコレートの種類や量が分かりませんでした。

 

 

■ また、見た目が茶色いクッキーだったため、ココアパウダーが使用されている可能性もありました。

 

 

 

 

★★ チョコレートやココアには『テオブロミン』という成分が含まれており、犬では中毒を起こすことがあります。

 

 

■ 食べてからそれほど時間が経過していなかったため、今回は催吐処置(吐かせる処置)を実施しました。

 

 

■ 処置後にはクッキーと思われる内容物を十分に回収することができ、その後も嘔吐や下痢、興奮、震えなどの症状は認められず、無事に経過しています。

 

 

 

 

■■ 実はチョコレートより、ココアの方が危険なことも

 

 

■ チョコレート中毒という言葉はよく知られていますが、実際にはココアパウダーの方がテオブロミン濃度が高く、少量でも中毒を起こしやすい場合があります。

 

 

■ 特に手作りのお菓子や焼き菓子では、チョコチップだけでなくココアパウダーが使われていることも多いため注意が必要です。

 

 

■ 犬が食べてしまった場合は、『何を』『どれくらい』『いつ』食べたのかを確認し、できるだけ早めに動物病院へご相談ください。

 

 

 

 

■■ 犬が食べてはいけない代表的な食べ物

 

 

•  チョコレート・ココア

•  玉ねぎ、長ねぎ、にら

•  ぶどう、レーズン

•  キシリトール入りのお菓子やガム

•  アルコール類

•  カフェインを含む飲料

•  マカダミアナッツ

 

 

 

■ 症状が出ていなくても、早期に処置を行うことで重症化を防げるケースが少なくありません。

 

 

 

 

◆◆ まとめ

 

 

■ 今回のシェルティーちゃんは早めに来院していただいたことで、催吐処置により原因物質を回収することができ、その後も問題なく経過しています。

 

 

■ 『少ししか食べていないから大丈夫かも』と自己判断せず、誤食に気付いた際はできるだけ早く動物病院へご相談ください。

 

 

 

 

 

獣医師 伊藤雅志

 

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