神奈川県大和市の湘北どうぶつ次世代医療センターです。CT検査による画像診断、皮膚科、腫瘍科、
整形外科、眼科、循環器科などの医療顧問による高水準の医療をご提供できる体制を整えています。
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【愛玩動物看護師だより】 【マダニの持つ恐ろしさ】
【愛玩動物看護師だより】 【マダニの持つ恐ろしさ】
こんにちは!看護師の青木です(*’ω’*)
夏が本番を迎え外に出るのも嫌になる時期ですね。
熱中症には十分に注意してください。
しかしこの時期はもうひとつ注意しなければいけないものがあります。
最近話題に上がっている【マダニ】です。
マダニとはダニの中でも肉眼で確認できるサイズのダニです。
吸血前で、イエダニの約8~10倍の大きさを持ちます。
ダニとマダニの大きな違いは『 餌 』です。
イエダニの餌は人や動物が落とすフケや垢、食べ物のカスやカビなどです。
しかし、マダニは『 動物の血液 』を餌にします。
ここが大きなポイントとなり、マダニが血液を食べるために吸血をした際、原虫やウイルスを媒介(感染)します。
そのウイルスが、今話題になっている『 SFTS(重症熱性血小板減少症候群) 』です。
愛犬や愛猫が感染してしまうと
・ 元気消失 ・ 発熱
・ 白血球減少 ・ 血小板減少
・ 嘔吐 ・ 黄疸
等の症状が現れます。
猫ちゃんに多くSFTSウイルスが感染してしまうと、致死率は【50~60%】ととても高いです。
更に、このSFTSウイルスは人間にも感染します。
人も同じように発熱や消化器症状が現れ、致死率は【10~30%】と猫ちゃんよりは低いですが、とても高い数値を出しています。
既に、三重県の獣医師でも死亡者が出ています。
ちなみに、
少し前に大流行したウイルス『 新型コロナ(COVID-19) 』の最大致死率が5%ほどといわれており、比べるととても高いことがわかります。
家族の命も自分自身の命も、しっかりと守るためには予防が必要不可欠です。
当院では
ワンちゃん・猫ちゃんには『 正規・純正の予防薬 』を、おススメして処方しています!
この時期はフィラリアの予防も大切になるので、当院処方の正規・純正の予防薬は1つで同時にノミダニ・フィラリアを予防できます!
フィラリアについて知りたい方は、当院の他のブログに書いてあるのでそちらをご確認ください。
室内飼いのワンちゃんや猫ちゃんでも、人が外に出た時に『ノミダニ』をくっつけてきてしまい、気付くと家の中にいた…ということもあります。
今年は特にマダニ感染が増えているので、『 気にしすぎかな 』ということは全然ありません。
むしろ命に関わる重大な問題であると同時に、気を付けることでリスクを下げることもできる病気です。
『 あの時予防しておけば 』となるよりは、『 あの時予防していたから 』と言って過ごせる毎日にしましょう(*’ω’*)
★★ しかし、万が一ペットにマダニがついてしまったら!
ふと見た時にペットにマダニがついていたら、とても焦ってマダニを取ろうとしてしまうと思いますが絶対にやめてください!
マダニは噛みついて吸血を行います。 しかし、その時に口の一部を皮膚に深く差し込み、セメント質の様な物質を注入して『 口器周辺を固めて 』簡単に抜けないようにします。
よくネットとかに『 数日前からイボができたと思ったら、マダニだった 』という方もいるように、マダニは簡単に取れないように皮膚に口を差し込んでいるのです。
そこで表面のマダニをつまんで取ってしまうと、頭や口だけが皮膚の中に残ってしまう可能性があるのです。
そこから化膿や感染症、最悪のアレルギー症状の『アナフィラキシーショック』のリスクが高まったりもします。
潰したりするのも同じく危険で、マダニをつぶしてしまうと体液が逆流しSFTSウイルスが体内に入りやすくなると言われています。
もしマダニがついていることが発覚したら、すぐに動物病院に行きましょう!
焦って取ることが一番危険ということは覚えておいてください!
暖かい時期や夏の時期が伸びたことでマダニの時期も伸びてきています。
完全な室内でも人間の出入りによって100%安全とは言い切れません。
なので定期的な予防はしっかりと行いましょう!
当院ではワンちゃん用のアロマの虫よけスプレーも取り扱っております。
気になる方はスタッフにお気軽にご連絡ください(^^)/
但し、猫ちゃんを飼っているご家庭でのご使用はお控えください。
他にもマダニが媒介するウイルスは怖いものがたくさんあるので、少しでも意識して過ごして頂ければと思います(^^)/
もちろん熱中症もお気を付けください!!
愛玩動物看護師 青木
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