【こんな症例も治りますシリーズ 763】 『 最近、後ろ足を痛がって挙げている 指間(肢端)皮膚炎 』も適切な診断と治療で治します

↑ 上の写真は、犬の足の裏です。

■ 右側が、指の先端です。

■ 赤くなっている部分は、指と肉球の間の炎症を持っている部分です。

 

参照サイト:

https://00m.in/fXkrQ

 

 

犬、ミックス犬、8歳、メス(避妊手術済み)

 

 

 

【 飼い主様が気付いたら後ろ足を痛がって右後ろ足をあげている 】 との事で来院したワンちゃんです。

 

 

 

 

 

◆◆ 後ろ足を痛がっていたのでレントゲンを撮影したところ、大きな異常はなかったのですが、ワンちゃんの身体検査を入念にしたところ、右後ろ足の肉球が大きく腫れていました。

 

 

 

■ 腫れている肉球の皮膚を顕微鏡で検査すると細菌と酵母菌が増えていましたので、抗生剤と炎症を抑える薬を処方して、家では抗菌シャンプー使用してもらいました。

 

 

 

 

■ その後皮膚の腫脹はなくなり、足をあげたままになることもなくなりました。

 

 

 

 

■ 今ではシャンプー療法で良好にコントロール出来ています。

 

 

 

 

■ 飼い主さんから話をお伺いしたところ、最近よく足の裏をよく舐めているとのことでした。

 

 

 

 

■ 肢端皮膚炎はワンちゃんが違和感を感じて舐めたりすることで、症状が悪化していきますので異常を感じた時は早めの通院をおすすめします。

 

 

 

 

 

獣医師 長谷川哲英

 

 

 

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