神奈川県大和市の湘北どうぶつ次世代医療センターです。CT検査による画像診断、皮膚科、腫瘍科、
整形外科、眼科、循環器科などの医療顧問による高水準の医療をご提供できる体制を整えています。
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【こんな症例も治りますシリーズ 747】『 猫の重症の膵炎 』も適切な診断と治療でコントロールします
【こんな症例も治りますシリーズ 747】『 猫の重症の膵炎 』も適切な診断と治療でコントロールします
猫 ミックス猫 12歳 オス(去勢手術済み)
今回は【 連続して起こる嘔吐 】を主訴に来院された猫ちゃんです。
◆◆ 具体的には、水を飲んでも吐くという『 強い吐き気 』がお困りごとです。
■
ここ数日はたくさん水を飲んでそれを吐くということが続いており、体重減少が見られました。
■ そこで、【 見落としなく検査 】を行うため、血液検査、レントゲン、エコー検査など全身精査を行うことになりました。
◆◆ まず、今回のメインの症状である嘔吐、食欲廃絶は、【 膵炎や腸閉塞など生命に関わる 】病気が多いため注意が必要です。
■
特に春は抜け毛が多いので、毛玉による腸閉塞の可能性が高くなるため、注意深く検査を進めました。
■ その結果、信頼性の高い膵炎の血液検査、レントゲン、エコー検査などで膵炎を強く疑い治療を開始いたしました。
◆◆
膵炎治療は点滴で血液の循環を良くし、消化管をしっかり動かすことが大切ですが、この子は心雑音がある為、心臓に負担となる点滴の量を調節しつつ、心臓のお薬を追加して対応することにしました。
◆ 併せて膵炎の治療薬を早期に使用することで、早期に症状を改善することが可能です。
■
この様に、最初の検査で広くしっかりとした検査をしておくことで、その子に合った体に負担のかからない治療法を選択することが出来ます。
■
そこからは徐々に体調が良くなっていき、特に【 当院の強みであるドイツ自然医学療法 】を始めた後は体調不良を起こす以前よりも食欲が出るようになりました。
■ 猫の膵炎は週に数回吐く、なんとなく食欲が無い、など症状が緩やかなことも多いです。
■ しかし、膵炎をそのままにしておくと、膵臓の機能が低下しインスリンが不足することで、糖尿病になってしまうこともあります。
◆◆
今回は糖尿病の発生もなく、他の潜在的な疾患も上手くコントロールできているため、一安心です。
◆
そういった、慢性膵炎や腎臓病、心臓病など隠れた病気を早期発見・早期治療するために年2回以上の健康診断をお勧めいたします。
獣医師 冨田 浩平
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