【愛玩動物看護師より】 ひな祭り 準備してますか?

 

 

こんにちは!
愛玩動物看護師の青木です

 

 

二月は節分にバレンタインとイベントが多く、さらには猫好きさんのための2/22、にゃんにゃんにゃんの日がありますね(^^♪

 

 

しかし2月も後半を迎えると季節はあっという間に春に移行し、3月のひな祭りを迎えます🌸

 

 

 

ひな祭りとは、3月3日に行う女の子のお子様の成長と健康を願う行事です。

男の子は5月にこどもの日で行われていますね!

最近ではどうぶつさんたちの家族化も進んでいるので、愛犬や愛猫のひな祭りを行う方も増えてきています☆

 

 

 

なので動物さんたちとできるひな祭りを紹介したいと思います。

 

まず、ひな祭りの日に我々人間が食べるお祝いの食べ物といえば

・ちらし寿司
・はまぐりのお吸い物
・ひなあられ
・甘酒

 

 

が代表的なものになります。

この中で動物さんに与えてよいものはどれでしょうか?

 

 

まず「ちらし寿司」です。

 

 

ちらし寿司は作り方次第になります。

 

 

ちらし寿司の中に入っているネタは家庭によって様々だと思います。
しかし一般的に含まれているいくらや酢飯などは動物さんにとって害になります。

 

 

もし動物さんにあげるのであれば、酢を混ぜていないお米に少量のマグロの赤身やしっかりと加熱をした味付けをしていない卵(錦糸卵)、しいたけなどで様子を見ながら少量ずつあげてください。
もちろん卵や魚などはアレルギーもあると思いますので自分の愛犬、愛猫にあったあげ方をしてください。

 

 

 

次に「はまぐりのお吸い物」です。

これは与えるのは少し危険です。

 

 

貝類を犬や猫に与えると
犬は「下痢・嘔吐」を起こすほかに、一部の貝類には「光線過敏症」を起こしてしまう中毒成分が含まれています。

また、猫に与えると「食中毒」やチアミナーゼというビタミンを分解する成分が含まれているため「ビタミンB1欠乏症」を引き起こしてしまいます。

火を通すことでチアミナーゼは機能を失いますが、あまりお勧めはできません。

 

おやつとして売られているもの与える際には獣医師に相談してみるとよいと思います。

 

 

ほかの「ひなあられ」や「甘酒」は動物さん用のものがおやつとして売られています。

もし与えたい、とすれば人間用ではなく、動物さん用のものを検討してみてください!

 

 

 

しかし、疾患をもっていたり、体調があまりよくない、下痢しやすい、などある場合は与えるのを避けたり、量を減らしたり、またすべての食べ物に共通しますが担当の獣医師に相談するなどをして安全に楽しみましょう。

 

 

ペットも大切な家族です。家族のお祝い事を共有して楽しむのもペットを飼っている楽しみの一つですよね(^^)/

 

 

 

SNSでも最近は「わんこのひな祭り」や「ひにゃまつり」などというハッシュタグが流行っているそうです(^^♪

 

 

かわいいペットの姿をSNSで共有するのも楽しいですね!

 

 

 

しかし大切な家族だからこそ、しっかりと知識を得て、安全で楽しいひな祭りをお迎えしましょう!

 

 

 

愛玩動物看護士 青木

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