【愛玩動物看護師より】 謹賀新年 犬猫の肥満度って ?

 

 

寒中お見舞い申し上げます。

皆さまには健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

旧年中は当院に賜りました数々のご厚情とご支援に対しまして、スタッフ一同心より御礼申し上げます。

 

 

 

2025年は『 乙巳(きのとみ) 』の年で、しなやかな発想と成長、柔軟な対応が求められる年と言われています。

 

 

 

今年は多くの人にとって、成長と結実の時期となる可能性があるため、なにかを成し遂げようとしている方の努力や準備が実を結び始めるのではないでしょうか(^^♪

 

 

 

 

さて、1月に入り寒さが厳しくなり、もう少しで大寒の時期がやってきます。
動物も寒さに弱い種類がいたり、特にワンちゃんは雨や雪が降ったりすると散歩が億劫になったりもします。

 

 

 

人間の運動不足は肥満や生活習慣病などあらゆる病気を発症するリスクが高まりますが、
動物の健康にも様々な影響を及ぼします。

そのため、愛犬の健康を守るには日ごろの運動不足対策が欠かせません!

 

 

 

犬は運動不足になると体力を発散しようとして、部屋の中で激しく走り回る、落ち着きがなくなる、いわゆる『 過活動 』の状態になることがあります。

また、ストレスが溜まり、攻撃的になったり、体をしきりになめたり、ひどい場合は自傷行為などの異常行動が見られることもあります。

 

 

 

お仕事などがあって、良くないとわかっていても毎日お散歩に行くことが難しいという飼い主様もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

そんな方は、室内遊びや休日のドッグランを利用するのをおすすめします(*^^*)

 

 

 

 

 

 

・ 室内遊び

短時間でもいいので、お家のなかで遊んであげましょう。

ワンちゃんは犬用のロープのおもちゃを引っ張り合いっこしたり、投げたおもちゃやボールを持ってきてもらう『 レトリーブ 』という遊びが好きな子が多いです。

また、『 コング 』という知育玩具におやつを隠し入れて探してもらう宝探しなど、頭を使って脳が刺激されることでワンちゃんの満足度が上がる遊びもいいかもしれません。

普段あまり運動量が少ない、ゆったりとした性格の猫ちゃんも、ひもや猫じゃらし形式のおもちゃで遊んだり、キャットタワーを設置して上下運動を促してみてください(^^♪

※ おもちゃの誤食には充分ご注意ください!

 

 

 

・ ドッグラン

思いっきり走れたり他のワンちゃんと遊べることで、ストレス解消できたりします!

神奈川県にはドッグランが沢山あるので、お気に入りのところを見つけるのもいいですね。

 

 

 

動物の運動不足は、肥満だけでなく、関節疾患、心臓病など、様々な疾患を発症させてしまうことがあります。

 

 

 

そもそも自分の子が適正体重かわからない…という方はBCS(ボディ・コンディション・スコア)というご自宅でできるチェック方法がありますのでご紹介します。

環境省 飼い主のためのペットフード・ガイドラインより

参照サイト: https://00m.in/Qnsfd 

 

 

BCSを評価するときのチェックポイントは…

・ 横から見て下腹の部分がくびれて上に持ち上がっているか

・ 上から見てウエスト部分は適度にくびれているか

・ 触ってみて肋骨は埋もれていないか、ゴリゴリに浮いていないか

・ 腰骨はどの程度浮き上がっているか

 

 

 

自分の子をよく観察することで、日々の変化に気づけたり、新しい発見も出てくるかもしれません!

楽しいコミュニケーションの一つとして、こまめにボディチェックしてみてください(*^^*)

 

 

 

 

インフルエンザや新型コロナウイルス感染症がまだまだ流行しているため、うがい手洗いを忘れずに。 皆様どうぞご自愛くださいませ。

 

 

 

健幸で楽しい一年をお過ごしください!(^^)!

 

 

 

 

 

愛玩動物看護師 大森

 

 

 

 

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