謹賀新年 新・認知症治療について 興味ありますか?

 

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

 

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

 

 

本年もスタッフ一同、飼主様と動物たちにご満足いただける
動物医療サービスを心がける所存でございますので、
何とぞ昨年同様のご利用を賜わりますよう、お願い申し上げます。

 

 

飼主様と動物たちを含めたご家族様のご健勝と益々のご発展を心よりお祈り致します。

 

 

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

湘北どうぶつ次世代医療センター

 

 

 

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さて、当院は2019年に『 湘北どうぶつ次世代医療センター 』と病院の名称を変更して、6年目になりました。

 

 

良く知人から『 次世代医療って何をしているの? 』と言う質問を貰います。

 

 

今までは、『 病気になりにくいカラダ作りと、病気になっても生活の質を上昇させる医療 』と説明しておりました。

 

 

実は、当院は動物医療の新メニューが他院よりも多いので、細かく説明していると長い話になるという理由で、通常は上記のように短く説明しております。

 

 

さらに、昨年の11月には、また新しい医療がスタートしました。 さらに、説明が長くなりそうです。

 

そこで、今後は医療テーマを大きく整理して紹介していこうと思います。

 

■ 昨年からは、『 動物たちの一生を考えて、健康長寿向上プロジェクト 』に研究テーマを集中しております。

その中でも、★ 新・がん予防、★ 新・認知症治療、★ 新・QOL上昇治療、の3つを重視して、2025年のテーマにしていきます。

 

 

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今回は、その中で『 認知症治療 』のエースとして注目している『 自然医学療法・トライザ 』に関する紹介をしていきたいと思います。

 

 

◆◆◆ 犬の老化のサインと認知症(認知機能障害)について

『 少しでも長く、そばにいて欲しい 』
それは愛犬・愛猫と暮らす飼い主さま、みんなの願いですよね。

 

 

近年は獣医療の発展やフード・生活環境・飼い主さまの知識向上などによって、犬猫の平均寿命は2008年から2020年の12年間で犬0.9歳、猫0.5歳も延びています*。

* アニコム『家庭どうぶつ白書2022』

 

 

参考:アニコムホールディングス

それはとても嬉しいことですが、その一方で認知機能障害(以下、認知症)の発症や介護を必要とする犬猫が増えていることをご存じでしょうか。

 

 

現実的な問題として『 犬猫の高齢化に伴う飼い主さんの負担 』が浮かび上がってきているのです。

 

 

今回は、犬の老化と認知症についてご紹介します。

そもそも『 犬も認知症になるの !? 』と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

愛犬が健康に過ごせる期間を守るために、7歳以上のシニア期のワンちゃんと暮らす飼い主さまは、ぜひ犬の老化のサインと認知症について知っておきましょう。

 

 

 

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目次
・ 加齢と老化のちがい
・ 老化のサインと認知症(認知機能障害)
・ 対策、対処法
・ いまの愛犬の認知機能をチェックしてみましょう________________________________________

■ 加齢と老化のちがい

 

 

加齢とは、『 生まれてからどれだけの年月が経ったかを示すもの 』です。

今日生まれた子犬が10年後10歳になっているというように、年月の経過を示すものです。

 

 

 

老化とは、『 加齢とともに身体の機能が衰えていくこと 』です。

歳を重ねると不調や病気が出やすくなるなど、状態の変化を示すものです。

 

 

 

『 歳を重ねれば老化するんだから同じことでしょ? 』と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ふたつは一見すると同じような印象を持たれがちですが、全く別のものです。

それぞれの特徴は以下のとおりです。

 

 

 

『 加齢 』: 止められない、平等に訪れる、

『 老化 』: 個体差がある、遅らせることができる

 

 

つまり、身体の機能を維持して『 老化のスピードを遅らせれば 』病気や不調を予防できるのです。

 

 

■ 老化のサインと認知症

●  表情があまり変わらない
●  ぼーっとする時間が増えた、一点を見つめている
●  昼間にウトウトしている時間が多い
●  眠りが浅い、夜中に落ちつかない
●  目的もなくウロウロと歩きまわる
●  ドアを上手に通れない、壁にぶつかることがある など

 

 

若い頃と比べて愛犬にこのような変化がみられたら、老化が進んでいるサインかもしれません。

 

 

これらのサインは、認知症の初期段階でもみられがちな変化です。

認知症には、恐ろしい2つの特徴があります。

 

 

一つ目の特徴は、“とても気づきにくい”ということです。

 

特に初期段階では『 歳をとったからしょうがないかな? 』と思ってしまうほどの、ささいな行動の変化しかみられません。

 

そして『 あれ…?様子がおかしいかも… 』と思ったころには症状が進んでいて、夜鳴きや夜間の徘徊、排泄がコントロールしづらくなるなど、既に飼い主さんの生活に支障がでるほどの状態になっているケースも多くみられます。

 

 

 

そして二つ目の特徴は、“ 根本的な治療法がない ”ということです。

 

 

そのため、まずは犬の認知症について知ること、そしてシニア期を迎えたら早めに予防・対策を行うことが大切です。

 

 

 

■ 対策・対処法

 

 

 

老化や認知症の対策・対処法として、身体の外側(脳への刺激)・内側(栄養補給)両方からさまざまなアプローチをおすすめします。

 

 

外側からのアプローチとしては、適度な運動、他の犬とのふれあい、飼い主さんとのスキンシップなどが挙げられます。

 

 

(具体例)

✅ いつものお散歩コースを変えてみる

疲れやすくなっている場合は、短時間でお散歩の回数を増やしてみましょう。

ドッグランや公園で他の犬との触れ合いの機会をもつこともおすすめです。

 

 

 

✅ 脳トレグッズを取り入れてみる

知育系のおもちゃを買ったり、ペットボトルで手作りすることも可能です。

ネット検索してみると、たくさんアイディアがでてきますよ!

 

 

 

✅ 目をみて話しかける、ボディチェックやブラッシングをする

大好きな飼い主さまとのスキンシップも大切な刺激のひとつです。

愛犬が心地よいと思える方法で、ふれあいの時間をつくりましょう。

身体に触れることで、皮膚の異常にも気づきやすくなります。

 

 

 

内側からのアプローチとしては、年齢や体調に合ったフードで基礎的な栄養をしっかり補給すること。
また手軽な方法としては、認知機能の健康のためのサプリメントを取り入れることがおすすめです。

 

 

 

すでに認知機能低下症の初期症状がみられる場合でも、早めに対策に取り組むことで症状の進行を遅らせることにもつながります。

 

 

 

できることから、無理なく生活に取り入れてみてくださいね。

 

 

 

■ まずは、愛犬のいまの認知機能をチェックしてみましょう

愛犬の認知機能が気になる飼い主さんは、無料のオンラインツール『 認知機能評価テスト 』をお試しください。

 

 

13問の質問に答えるだけで、愛犬のいまの認知機能の状態を簡単に調べることができます。

 

 

 

認知機能評価テストはこちら≫

※トライザ株式会社のホームページに遷移します
※本ツールの利⽤は無料ですが、パケット料⾦などの通信料はユーザー様のご負担となります

 

 

気になる結果が出た場合、また愛犬の老化や認知症について気になることがある場合は、当院までお気軽にご相談ください。

 

 

 

犬は、人間の歳に例えると、2年目以降に、1年に4歳以上も歳を重ねるといわれています。

半年~年に一度ほど定期健診を受けるなど、全身の健康チェックもかかさず行いましょう。

 

 

 

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以上、認知症治療に関しては、トライザ株式会社からの紹介文でしたが、いかがだったでしょうか。

 

 

今までの認知症治療は、抗酸化作用や鎮静薬など効果が低くて、あまりお勧めできませんでしたが、今回の治療薬は期待が持てます。

 

 

詳しいことは、当院にお越しください。

 

診療予約の問合せ電話 046-274-7662(代)

 

 

湘北どうぶつ次世代医療センター
院長 高橋 俊一

 

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