【愛玩動物看護師より】　暖房器具による　ワンちゃんの○○トラブル　にご注意ください　！

 

 

こんにちは！愛玩動物看護師の飯田です。

 

 

冬の時期になると、エアコンなどの暖房器具が必要不可欠となります。

 

 

しかし、冬の乾燥しやすい時期に暖房器具を使うと乾燥がさらに助長されるため、乾燥肌に注意しなければなりません🍃

 

 

特に犬は皮膚がデリケートなので、保湿を意識した乾燥肌対策が重要になります。

 

 

暖房機器による乾燥肌トラブルはよく起こりがちなので、おうちでケアをしましょう🐩

 

 

愛犬が乾燥肌になってしまった場合、
被毛の乾燥・パサつき、フケなどが見られます。

 

 

皮膚だけではなく被毛にも悪影響が及ぶので、毛玉や切れ毛といったトラブルも発生しやすくなります。

 

 

さらに、乾燥肌が進行すると、外部からの刺激によってかゆみが発生する可能性も高くなります。

 

 

かゆみが悪化すれば、愛犬は乾燥した部位を掻きむしったり、舐め壊したりするため出血や引っ掻き傷などの皮膚トラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。

 

 

 

特に、毛があまり生えていないお腹周りや、足の付け根や肉球などの柔らかい部位が乾燥しやすいです。　念入りにチェックしましょう！

 

 

部屋の湿度を４０％前後に保てるよう、状況に応じて暖房器具を調節しましょう！

加湿器や濡れタオルを干したりするのはもちろん、湿度計で数値を確かめることも大切です。

 

 

暖房器具による部屋の乾燥は、犬にとって大敵です。エアコン・ストーブ・床暖房など使用する場合、加湿にもしっかり配慮しましょう。

 

 

そして、防寒対策として愛犬にお洋服を着せている飼い主さんもよく見られます。

 

 

 

 

愛犬の皮膚が弱い、もしくはアレルギーを持っている場合、皮膚とお洋服がこすれて皮膚トラブルを引き起こしたり、乾燥を助長したりする可能性もあります。

 

 

お肌にやさしい天然素材のお洋服をなるべく使用してあげてください👕

 

 

 

愛犬を乾燥肌から守るためには、保湿を意識したスキンケアに取り組むことも大切です。

 

 

保湿によって予防できる皮膚トラブルも多いため、シャンプーやコンディショナーを選ぶときは保湿成分が入っているかどうかチェックしましょう。

 

 

一般に保湿できるといわれている成分は、セラミド、オートミール、スクワラン、ヒアルロン酸、コラーゲンなどがあります。

 

 

また、シャンプー終了後に犬用の保湿剤を使うと、より高い効果が期待できます。

 

 

保湿剤はコンディショナータイプのものから、スポットタイプまでありますので生活環境に合ったものを選びましょう。

 

 

保湿効果のある成分としてはセラミド、尿素、プロピレングリコール、スクワランなどがあります。

 

 

保湿ケアのできるシャンプーなどは当院にもご用意がありますので、是非ご相談ください✨

 

 

また、乾燥肌でみられるフケ、かゆみなどは脂漏症や膿皮症といった皮膚疾患でも見られます。

 

 

乾燥肌かどうか判断がつかないときは、迷わず動物病院で受診してください！

 

 

 

愛玩動物看護師　飯田

<　前の記事へ　　 　　次の記事へ　>