【こんな症例も治りますシリーズ 724】『 秋の結膜炎? 』も適切な診断と治療で治します 

↑ 上の写真は、フレンチブルドッグの左目の角膜潰瘍です。

■ 短頭種の犬は、このパターンで目のトラブルになる事が多いです。

■ アレルギー反応で結膜炎になる事もあり、春と秋に周期的になることもあります。

 

参照サイト:

https://00m.in/hFlEo

 

 

犬 2歳 フレンチブルドッグ オス(去勢手術済み)

 

 

【 眼が赤い 】と言うことで来院されました。

 

 

 

 

◆◆ 眼が赤くなる原因は様々です。

 

 

 

■ 眼の赤みと一言で言っても角膜、結膜、強膜、眼底など赤く見える場所はたくさんあり、それぞれ検査法や疑われる病気が変わってきます。

 

 

 

■ その中でも眼の赤みの原因として多いのは、角膜や結膜などの表面に近い場所の炎症になります。

 

 

 

 

 

■■ 特にフレンチブルドッグは形態的に眼がうまく閉じないことが多く、顔のしわの影響で毛が角膜にふれたり、乾燥やモノを角膜にぶつけることでキズが出来やすいです。

 

 

 

■ 今回は、そういった外傷は無く、秋の花粉による結膜炎でした。

 

 

 

■ 原因が継続している為、眼薬だけではなく、内服薬も組み合わせることで1週間で赤みは落ち着いてきました。

 

 

 

◆◆ 眼の異常は様々な原因があり、進行が早いため最初の検査が重要になります。

 

 

眼に異常を感じた時は早目の受診をおすすめします。

 

 

 

 

獣医師 冨田浩平

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