【こんな症例も治りますシリーズ 722】『 セカンドオピニオン診療 : 高齢ネコちゃんの重症腎障害 』も適切な診断と治療で治します

↑上のイラストは、腎臓病の進行した状態を描いています。

 

参照サイト:

https://00m.in/WAaCt

 

猫 15歳 ミックス犬 オス(去勢手術済み)

 

 

【 以前より他院さんで慢性腎臓病の診断を受けていましたが点滴治療がうまくいかず、最近になって食欲の低下が著しく、元気もなく嘔吐もあったため飼い主様が心配され 】当院に来院されました。

 

 

 

◆◆ 当院での初診時には、猫ちゃんは少し脱水気味で、ぐったりとした様子が見られました。 血液検査を行ったところ、腎機能は以前よりも更に低下していました。

 

 

■ レントゲンやエコー検査では、腎臓の構造がかなり不整になっている様子が見られました。

 

 

■ 血液検査の結果から、入院が必要なレベルであると判断し、静脈点滴のための入院治療を行うこととしました。

 

 

■■ 入院治療を開始してすぐに、院内で少しずつ食事を食べてくれるようになりました!

 

 

■ 吐き気も改善されたのか、当院スタッフに甘えてゴロゴロする様子も見られました。

 

 

■ その後、食欲がしっかり戻ったため、数日で退院し通院治療に切り替えました。

 

 

 

■■ 今回の猫ちゃんは、入院初日よりドイツ自然医学治療を開始しました。

 

 

★ この自然療法は、体内の毒素を無害化・排出することを目指します。

 

 

■ 腎臓病では特に体内毒素による有害事象が起こり得るので、ドイツ自然医学治療が良い結果を与えてくれることが多いです。

 

 

■ 通院治療に切り替わってからも、このドイツ自然医学治療を続けていきましたが、血液検査の結果があまりよくない日でも自分でしっかりご飯を食べ、元気に過ごしてくれているようです。

 

 

■ 飼い主様も久しぶりに見る、食欲元気のある姿にとても喜んでいらっしゃいました!

 

 

■ 慢性腎臓病と猫ちゃんが診断されたら、少しでも快適に過ごせるよう、日々のケアが重要です。 以下のポイントを参考に、猫ちゃんの健康を支えていきましょう。

•  水を飲みやすい環境: 新鮮な水を常に用意し、飲み水の数も複数用意するのがおすすめです

 

 

•  療法食の工夫: 腎臓に優しい食事を継続し、食欲が落ちている場合は味を変えたり、食べやすい状態にしてあげます

 

 

•  ストレスの少ない環境: 猫が安心して過ごせる居場所を整える

 

 

 

■ 特に療法食は多くの飼い主様がとても悩まれるポイントです。

 

 

■ 治療だけでなく、お食事のご相談も、いつでもご相談ください。

 

 

 

獣医師 木島 里衣

Page Top