【こんな症例も治りますシリーズ 719】『 ハムスターがグッタリしている 』も適切な診断と治療で治します

↑ 上のイラストは、ハムスターの脱毛像です。

 

参照サイト:

https://00m.in/JmqJE

 

ジャンガリアンハムスター 1歳 オス

 

 

【 目が開かず、元気がない 】とのことで来院されました。

 

 

 

 

◆◆ 身体検査を行うと、呼吸も荒い様子が確認できました。

また、皮膚に脱毛も見られました。

 

 

■ 皮膚の脱毛部位の検査を行いましたが、ダニや細菌感染は見られませんでした。

 

 

■ また、呼吸状態も悪かったのでレントゲンを撮りましたが、肺や心臓には異常はみられませんでした。

 

 

 

■ ハムスターさんのこのような症状でよく考えられうるのが『 アレルギー 』と『 心臓病 』です。 心臓病は、レントゲン検査で否定されました。

 

 

 

 

■ そのアレルギーの原因としてよくあるのが『 床材 』です。

 

 

 

 

◆◆ ペットショップさんでは、ハムスターさん用のさまざまな床材が売られていると思います。

 

 

 

 

■ その中でウッドチップは比較的安価ですが、アレルギーの原因となることがとても多いです。

 

 

 

 

■■ そのためハムスターさんの床材は紙製のものをオススメしています。

おうちに無ければティッシュをちぎったもので十分です。

 

 

 

 

■ 今回のハムスターさんも床材がウッドチップだったため、早急に変えていただきました。

 

 

 

 

■ また、抗生物質、栄養剤の内服も処方いたしました。

 

 

 

 

■■ 飼い主様、ハムスターさんの投薬は初めてだったそうですが、投薬方法をお伝えし一緒に練習をし、ご自宅でもスムーズにあげられたそうです。

 

 

 

■ 当院ではハムスターさんのお薬はシロップ剤でお出ししていますので、慣れてくるとハムスターさんも喜んで飲んでくれることが多いです。

 

 

 

■ 最初の来院から1週間ほどで徐々に症状が落ち着き、元気に走り回れるほどに回復いたしました。

 

 

 

★ ウッドチップが原因のアレルギーは、飼い始めからしばらく経ってから出ることも多く、ずっとこの中で元気に過ごしてきたのに! と驚かれる飼い主様も多いです。

 

 

 

 

■ ハムスターさんを初めてお迎えされる方をはじめ、ご不安な点がある方は是非お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

木島里衣

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