【愛玩動物看護師より】 ワンちゃんの 気象病 体調が悪くなってませんか?

 

 

こんにちは!!

 

10月に入り、やっと秋らしく朝晩涼しく
なってきましたね ♪

季節の変わり目なので、お天気も変わりやすく、
台風も新たに発生してしまいました。来週からは台風の影響で雨が多くなるようです。

 

 

 

こんなお天気の時、片頭痛持ちの私は体調不良・頭痛(鈍痛)となりやすいです。

頭痛が起こる要因は色々ありますが、そのうちの1つが気圧の変化です…

天気予報のチェックをし、“頭が痛くなりそう”と感じたり“なんか変”と感じたらすぐに頭痛薬を飲んじゃいます!!我慢はしません(笑)

 

 

 

このように、天気の変化で人間の体調に影響があるように、

動物さんの体調に与える影響も大きく、特に敏感な子は行動や感情に変化が現れることがあるのです。

 

 

 

ということで、少しでも動物さんの変化に気づく力になれればと…

今回は【動物と気圧について】お伝えしていきたいと思います!

 

 

 

『気象病』とは、

気圧・湿度・気温のなどの変化が引き起こす体調不良の総称。

人間だけでなく、犬・猫、ウサギ・モルモット・ハムスターや小鳥などにも起こることがあるのです。(すべてが同じように発症するわけではなく、敏感に感じ取り発症する子もいれば、全く影響を受けない子もいるようです。)

 

 

どのような気象条件がどんな風に発症するのかは個体差があるので、
よく見ていてあげることが大切です!!

★ ワンちゃん・ネコちゃんが気圧の変化によって見せる気象病の症状

・眠る時間が増える

・いつも以上に甘える

・暗い場所、狭い場所でじっとしている

・食欲がない

・震えている

・落ち着きがない

・攻撃的になる

・よだれ、下痢、トイレ以外での粗相  などがあります。

 

 

 

普段から繊細で敏感なワンちゃん・ネコちゃんは気象の影響を受けやすいと言われています。

同じように、持病を持っている子も影響を受けやすいと言われていますのでご紹介いたします。

★ 気圧の変化に影響を受けやすい持病

・てんかん

・水頭症

・脊髄空洞症

・関節炎

 

 

 

★ 予防と対策

動物さんは自分から「体調が悪い」と言えません…。

日頃からよく観察し、『気象病かも。』と感じたら記録をとって頂きたいです。

様子がおかしくなった日時や症状、気象状況、台風の位置、気圧、どのくらいで回復したかなどを記録しておくことで、どんな状況で変化が起きるのかを把握しておくことができると思います。

他には、気圧計や動物さんの落ち着ける空間・場所を数か所、
常に用意しておいてあげると飼い主様も動物さんも安心できるでしょう☆

 

 

 

※動物さんの様子の変化に少しでも気づき、不安や心配な時は、
すぐに当院へご連絡、ご来院下さい。 獣医師がお話をお伺い致します。

 

 

 

愛玩動物看護師 関根

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