【こんな症例も治りますシリーズ 611】 犬の『 高熱の砂場遊びによる“ヤケド” 』も 適切な診断と治療で治します

↑ ワンちゃんが暑い日に散歩しています。

■ 危険な状態ですね。

■ 足裏がヤケドになりやすい状況です。

■ 大量の汗をかけないワンちゃんは、熱中症になりやすいです。

 

参照サイト:

https://00m.in/AquHQ

 

犬 ミックス犬 7歳 オス(去勢手術済み)

 

 

【 左の前足を気にしている 】という事で来院されたワンちゃんです。

 

 

◆◆ お話を聞くと、『 前日の散歩のときに天気も良くて砂場で長時間遊ばせてしまった 』とのことでした。

 

 

■ 足の裏を診せていただくと、肉球がヤケドまではいかないものの軽く腫れていて、これを気にしていたようでした。

 

 

■ ご自宅で軽く冷やしていただくのと、念のため消毒薬で消毒して、今回は事なきを得ることができました。

 

 

 

■ このワンちゃんが遊んだ日は、真夏ではなかったので軽症で済みましたが、真夏の砂場だったらどうなっていたでしょう。

 

 

 

★★★ 真夏の砂場の表面温度は60℃にも達することがあるそうです。

 

 

 

■ 短時間遊んだだけでもヤケドしてしまう可能性があります。

 

 

■ また真夏のアスファルトの表面温度も同じくらいになります。

 

 

 

■ ワンちゃんの地面との距離はわずか十~数十センチ。

 

 

■ 地面と平行になって歩く犬のおなかは全面でアスファルトの熱を受け、体温が40℃以上になることもあり、「熱中症」に注意が必要です。

 

 

 

 

■■ 先日も車に乗っていると気温34℃の中、お散歩しているワンちゃんを見かけました。

 

 

★★★ 真夏の昼間のお散歩は危険ですので絶対にやめてください。

 

 

 

 

獣医師 天野 雄策

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