日本歯科新聞 正月号 に弊院の『ウサギさん歯科検診特集』が掲載されました

 

 

 

 

 

寒中お見舞い申し上げます。

 

今年は、ウサギさんの年です。

 

 

と言うことで、

当院のウサギさんの歯科検診風景が、

日本中の歯科医師や関連する方々『 21,000人 』が購読する日本歯科新聞の

『2023年 正月号』に掲載されました。

 

 

 

1ページ目と、16ページ目の2頁も特集していただきました。

日本歯科新聞の方々に感謝申し上げます。

 

 

***

 

 

ここで、少しだけ『 ウサギさんのマメ知識 』と『 最新のお勧め歯科検査方法 』をご紹介致します。

 

 

 

1) 弊院で行う『ウサギさんの歯科検診』は、“ 最低でも3ケ月に1回の割合(健康時) ”で実施する事をお勧めしております。

 

 

2) 既に歯の病気になっている子は、“ 1ケ月に1回の割合 ”で治療を兼ねて口腔内検査を行っております。

 

 

3) ウサギさんの歯は、一生伸び続けます。 常生歯でも根尖(歯根の先端部分)が閉鎖しないので、切歯(前歯)も臼歯(奥歯)も成長するのです。

 

 

4) そのまま何もしないでいると、歯が伸びすぎてしまい、口の中が大変な事になります。

 

 

 

5) ワラのような繊維質の食事を、ムシャムシャと食べる時に、上下の歯同士が擦れあって丁度良い形に保たれます。 ですから、野生のウサギさんの歯は、不正咬合が殆ど無いと言う研究報告があります。

 

 

 

6) しかし、ペレット状の食事をしているウサギさんは、切歯も臼歯も『不正咬合』という口の中を傷付ける状態になりやすいです。

 

 

 

7) また、ゲージ内で、柵などの硬いモノを引っ張ろうとして、歯に強い力が加わってしまい、歯の伸びていく方向がバラバラになる事もあります。

 

 

 

★ 弊院は、以前でしたら、不正咬合のウサギさんに対して、『 口腔内検査 』や『 顔のレントゲン検査 』を行っておりました。

 

 

 

★★★ しかし、ウサギさんの中には、

 

1)口が小さい子

 

2)小心者のウサギさんで、通常のウサギ不動化という保定方法を嫌う子

 

3)心臓病のウサギさん

 

などの場合、、、  ウサギさんや飼主様、そして私共もお互いに困っておりました。

 

 

 

★ 最近、弊院では

『 ウサギさんの無麻酔3D-CT歯科検査 』を

“ 安全な 無・麻酔下 ”で行うことで、正しい診断確率を高めています。

 

 

 

 

↑ 上の写真は、ウサギさんのCT歯科検査の画像です。

■ ウサギの臼歯(奥歯)の断面画像ですが、臼歯の『不正咬合の状態』が良く分かります。

★ この異常な歯の状態の把握は、レントゲン検査よりも明らかに分かり易いです。

★ 歯の先端のトゲが、頬を刺激している状態把握も正確に出来ます。

参照サイト: https://bit.ly/3QDFioH

 

★★★ CT検査が、レントゲン検査よりも優れている点

 

1) ウサギに対するストレスが少ない

2) 正確に不正咬合の状況を把握できる

3) 短時間で検査が出来て、正しく診断する確率が高い

4) 3D(立体)画像や、断面画像でも診断できる

5) 弊院でCT検査が可能なので、短時間で診断できる

 

 

 

★★ レントゲン検査よりも劣る点

 

1) 検査価格が高い(ただし、無麻酔なので、全体的には安い)

 

 

★★ 1月~2月は、『 お年玉プレゼント 』で検査料金がお手頃価格になります。

 

 

★ これからは、ウサギさんへの負担が少ない検査方法、

すなわち、

『 ウサギの歯科検査は、3D-CT検査 』の時代です。

 

 

ぜひ、一度お試しください。

 

電話番号 046-274-7662

 

 

獣医師 高橋

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