【FIP専門治療センター】 神奈川県厚木市のFIPウイルスで悩まれている猫ちゃんへ 

↑ 上の写真は、厚木市の位置を示す地図です。
参照サイト:
https://bit.ly/3iRfRmK

 

▶▶▶ 厚木市の特定地域の猫ちゃんへ

 

 

◆◆◆ 最近、『 厚木市内の国道129号 ~ 中津川周辺(国道412号) 』の猫ちゃんで、黄疸やお腹が大きくなったりしている子を見かけたら、『 FIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性が高い 』、かもしれません。

 

 

 

■ この数週間で、その地域から複数匹のFIPウイルス感染の子が、当院の『FIP専門治療センター』外来に来院されました。

 

 

 

 

▶▶▶ 通常のFIPコロナウイルスの伝染方法は?

 

 

■ どの地域でも、FIPは発生しますし、通常のFIPウイルスは隣の子に伝染するような性格は無いので、地域内で大量発生することは無いです。 ご安心ください。

 

 

 

 

★ ですから、たまたま偶然にその地域で『 FIP症例が同時発生 』したのだと思います。

 

 

▶▶▶ 特殊なFIPコロナウイルスは、隣の猫ちゃんに感染する

 

 

■■ しかし、ウイルスの性格には『 例外 』があります。

 

 

◆ 細かい話になるのですが、『 FIPウイルスの中には、隣の猫ちゃんに感染するタイプがある 』事を覚えておいて下さい。

 

 

 

すなわち、『 周囲への伝染力があるFIPウイルスもいる 』と言う事です。

 

 

※ 参照サイト:

https://link.springer.com/article/10.1186/1297-9716-44-57

 

 

 

★ FIPウイルスは、コロナウイルスですので、変異をしやすいウイルスのグループです。 

 

★ 皆さんは、『 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のコロナウイルスが変異しやすい 』という情報をご存知だと思いますので、ご理解は早いと思います。

 

 

 

 

▶▶▶ 神奈川県県央部~西部のFIPウイルス治療の動物病院について

 

 

◆◆◆ さて、別角度からの情報ですが、

 

 

1) 厚木市周辺で、『FIPウイルスの治療を行っている、あるいは治験研究を行っている動物病院』は、無いのかもしれません。

 

 

2) また、座間市よりも西の神奈川県内で、『FIPウイルス治療で複数の薬を使って治している動物病院』は、少ないのかもしれません。

 

 

3) そのような状況なので、ネットなどで色々と調べた飼主様が『 当院まで来院されて、良かった~ 』という感想を、猫ちゃんのFIP症状がどんどん改善されていく当院での治療結果を見て、言われるのだと思います。

 

 

▶▶▶ 典型的でないFIPが増えてきました

 

 

◆◆ 最後に、

 

 

(1) 典型的なFIPウイルス感染症の症状や、検査データが出る猫ちゃんも多いのですが、、、 非典型的な誤診しやすいFIP症例も増えてきました。

 

 

症状などでも『 例外 』が、問題です。 例えば、

 

 

★ 中には、元気食欲はあるが、黄疸が起きているような猫ちゃんもいて、近くの動物病院では『 肝臓病 』で黄疸が起きている??? と勘違いされていたFIP症例。

 

 

 

★ 貧血が起きているので、『 猫の血液の病気 』??? と勘違いされていたFIP症例。

 

 

 

★ 発熱があり、食欲や元気も落ちたので、『 猫カゼなどの別の病気 』??? と勘違いされていたFIP症例。

 

 

 

★ 実際に、私共でも診断に悩む複雑な症例でも、診断的FIP治療を行なったら『 上手く治った 』ことで、正確に診断出来たFIP症例。

 

 

 

など、慣れている私共にとっても難しい、例外のパターンも多いです。

 

 

 

 

(2) 初期のFIP症例は治しやすいです。 それに反して、末期まで症状が進んだFIP症例は、手遅れになりやすいです。 ですから、一刻も早く『 FIP症例を見慣れている獣医師 』に診断してもらって下さい。

 

 

 

 

▶▶▶ 一般の方がFIP専門治療に連絡すべき『 判断基準 』

 

 

■ 一般の方々が、FIP専門治療が出来る獣医師に連絡するべきかの『 判断基準 』を少し紹介します。

 

 

★ その1) 一般の獣医師では治らない猫ちゃんの病気で、

 

 

『 発熱、元気食欲低下 』

 

『 呼吸が早くなった 』

 

『 お腹が膨れてきた 』

 

『 舌が白っぽい 』

 

『 白目が黄色い感じがする 』

 

『 瞳孔が赤い感じがする 』

 

『 耳の内側が黄色い感じがする 』、などが起こっている。

 

 

 

※ この内、全てが当てはまっている必要はありません。 『 数個でも該当する時 』は、問合わせてみて下さい。

 

 

※ 非典型的FIPでは、症状が一つしかない事もあります。

 

 

 

★ その2) 上の症状の猫ちゃんに対して、『 一般的な治療を1~2日間しても治らない時 』は、当院に問合わせてしてみて下さい。

 

 

 

電話番号 046-274-7662

 

 

早く良くなる事を祈っております。

 

 

 

獣医師 高橋 俊一

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