【お困りではありませんか? アドバイスしますシリーズ 19】 『 犬の認知症の旋回歩行に対するオリジナル対策 』 を紹介します

↑↑↑ 飼主様の自作のハンモック式キャスターです。
■ 空き缶の部分が、回転軸になります。
■ ぜひ、動画をご覧ください。

 

 

■■■ 『 犬の認知症で 質問が多い シリーズ 第二弾 』

 

 

■ 健康管理をしっかりなさる飼い主様が増え、その結果ご長寿の動物さんも当院には沢山来院されていますが、それとともに認知症になるワンちゃんも増えてまいりました。

 

 

 

■ 狭いところに入ったら戻れない、壁に頭を押し付けている、などの行動異常から進行すると、サークル状にずっと歩き続ける旋回歩行が見られる様になります。

 

 

 

■■ 同じ方向に回るので、普段の歩行時とは異なるところが擦れて出血してしまうことがあります。

 

 

 

 

 

■ また関節炎などが悪化すると転ぶことも増え、起きあがろうとして、もがいたため足の側面などに炎症を起こしてしまうこともあります。

 

 

 

■ 転倒防止策としては睡眠導入剤などで眠らせて行動をやめさせることも、もちろんありますが、今回『 ワンちゃん用歩行器を手作りされた飼い主様 』がいらっしゃいましたので、ご紹介させていただきます。

 

 

『 動画をぜひご覧ください 』

 

 

 

 

◆◆ 材料は

 

スチール棚、ポール、キャスター これらは100円ショップで購入。

 

犬用歩行補助後ろ足用ハーネス(ハンモック型)。

 

その他固定用に結束バンド、ナスカンなど。

 

 

 

 

◆ 動画ではてんかん発作後だったため後肢が動いていませんが、数日後にはしっかり歩いていて、歩行器なしにしてもヨロツキが減ったそうです。

 

 

 

■ 足の負担が減って痛みが緩和されたのでしょう。

 

 

■ また、立つ姿勢を保ってあげることは、動物さんの精神安定につながります。

 

 

 

 

■ 旋回歩行のため回転軸が固定される様に工夫されています。

 

 

 

■ 動物さんへの愛情がとても感じられて、教えていただいた時はとても感動してしまいました。

 

 

■ ぜひ、同じお悩みをお持ちの飼い主様に、参考にしていただけたらと思いシェアさせていただきました。

 

 

 

 

◆◆ また、当院では、認知症動物用サプリメント、ドイツ自然療法薬、特殊光線療法(UPB療法)などの治療方法があり、飼い主様とご相談しながら行っています。

 

 

 

■ どうぞご相談ください。

 

 

 

獣医師 新井澄枝

 

Page Top