【お困りではありませんか? シリーズ 7】  ワンちゃんにあげてはいけない果物・フルーツ を紹介します

★ 上のポスターは、ワンちゃんにとって毒がある果物の一例の表です。
★ 右側は毒性が強いモノです。

 

参照サイト:

https://bit.ly/32iU5zO

 

■■■ 「食べてはいけない食べ物」:

 

 

■ ワンちゃんに与えてはいけない果物(フルーツ)って何でしょう?

 

 

「 先生、うちの子、ミカンとリンゴが大好きなんですが、あげても良いでしょうか? 」
飼い主様から、よくいただく質問です。

 

 

 

■ 人間にとって、ヘルシーな食事として果物を取り入れるメリットはたくさんあります。
さて、ワンちゃんの場合はどうでしょうか?

 

 

 

■ ワンちゃんは果物を食べなくても十分生きていける動物です。 必要な栄養素は、ドッグフードから十分摂取することができるため、果物はあくまで補助食やおやつとしての役割となります。 

 

 

 

■ 例えば果物で水分補給ができたり、皮膚や被毛の健康を助けるビタミン群を摂取できたりすることもメリットの一つです。 また、おやつとして果物を与えることは、飼い主様とのいいコミュニケーションにもなるでしょう。

 

 

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■ 一方、大量の果物を食べさせてしまうと、下痢といった体調不良の原因になる恐れがあります。 ですので、ワンちゃんに果物をあげる際のキーワードは、野菜と同様、「ほどほどに」です。

 

 

 

■ メインの食事以外にあげる場合は、総カロリー摂取量の10%未満に抑えると良いでしょう。 さらに、丸いままの果物や、種、核、茎などは窒息や消化管閉塞の危険があるため取り除きましょう。

 

 

 

★ 実際に、桃のタネや梅のタネは、表面がざらざらしているタイプのものだと、小腸に詰まってしまう事があります。 ご注意下さい。

 

 

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■■■ ただ、果物のなかには、犬の体にとって毒性の強い成分を含むものもありますので次の果物は絶対上げないようにして下さい。

少量でも、中毒が起きる可能性があります。

 

① 『ぶどう・レーズン』

 

※ ブドウはワンちゃんとって、腎不全を起こす食べ物と言われています。
中毒症状を引き起こす具体的な成分は解明されていませんが、腎臓の機能に障害を与え、重症化すると急性腎不全となり、脱水、嘔吐、体温低下、けいれんなどが起こり、時には命に関わります。

 

※ 致死量は体重1キロに対し30gで、例えば巨峰が1粒約10gなので少量でも危険です。

 

 

※ また皮の方が有害と言われていますので、食べた皮を置いたままにしないよう注意して下さい。

 

 

※ なおレーズンも同じくぶどうから作られているため、与えてはいけません。

 

 

 

※ レーズンはお菓子やグラノーラなどにも含まれることが多く、間違って食べてしまうことがないよう十分注意が必要です。

 

 

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② 『 イチジク 』

 

 

※ イチジクは、ワンちゃんがアレルギーを引き起こす原因になる、フィシンとソラレンを含む果物です。

 

※ 人間にとっては、ほどよい整腸効果をもたらしてくれる成分ですが、ワンちゃんには毒になるほど強く作用します。 また、ソラレンは、下痢や嘔吐といった体調不良のもとになると言われています。

 

 

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③ 『 プルーン 』

 

※ 鉄分を多く含み、美容目的や整腸によいことで知られるプルーンですが、ワンちゃんが食べると、アレルギーによる呼吸困難の恐れがあります。

 

 

※ また、プルーンにはカリウムが含まれるため、高カリウム血症などにも注意が必要です。

 

 

 

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④ 『 ドライフルーツや缶詰 』

 

※ いずれも甘くておいしい食べ物ですが、果物を長期保存するためにたくさんの砂糖や添加物が使われています。 カロリーも高く、ワンちゃんの体にあまりよくないものも含まれるため、生(なま)以外の果物を与えるのはやめましょう。

 

 

■ 困ったことがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

獣医師 泉 政明

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