【新 当院の特徴ある医療シリーズ 17】 ワンちゃんの治りにくい変形性脊椎症(頸椎・胸椎)の神経症状 も 効果的な治療方法で治します。

大きな三角形の矢印の部位(背骨2カ所)に、変形性脊椎症が見られます。 この部位は、椎間板ヘルニアの発生しやすい部位でもあります。

 

参照サイト:

https://bit.ly/3rr9mFD

 

 

■■■ 犬の頸椎胸椎の変形性脊椎症 ■■■ 

当院の特長ある神経症状、特に治りにくい痛みの医療は、後半にあります

 

 

■ 脊椎変形疾患とは、椎間板の変性、脊椎骨・関節の変形、靭帯の肥厚などが生じ、脊髄あるいは神経根を圧迫し、症状が出現するものです。

 

■ レントゲンで、骨棘の形成などは判断できますが、脊髄神経の障害度合いなどは高度画像診断のCT、特にMRI検査が適応になります。

 

■ 脊髄神経の障害が重度の場合、四肢の神経の麻痺、排尿神経の障害などが起こってしまう場合があります。

 

■ この病気は、かつて大型犬によく見られると考えられていましたが、中高年の犬なら誰でも影響を受ける可能性があります。 ほとんどの犬種では、この変性状態は10歳までに発症し始め、一部の研究者は、十分に長生きすればすべての犬がこの状態を発症する、と報告しています。

 

■ 変形性脊椎症の骨棘は、弱くなった関節の安定性を再確立するために発達します。

 

■ 最も一般的な発生部位は胸部の椎骨、特に胸郭と腹部の間の脊椎接合部(肋骨の付いている背骨の後方)に発生します。

 

★★★ 当院は通常とは違った角度の治療によって、この病気によって脊髄神経の障害が出ている場合にもQOL(生活の質)を上昇させる事が出来ています。 90%の症例で成功していますが、重症の子は難しいと思いますので、手術をお勧めしています。

 

※ 似た名前で、『変性性脊髄症(DM)』と言う病気がありますが、こちらは脊髄の病気で痛みの発生が無い、治りにくい病気です。 今回の変形性脊椎症は、骨が神経を刺激している病気です。 全く違う病気ですのでご注意ください。

 

 

 

◆◆◆ 症例を御紹介致しましょう ◆◆◆

 

■ 6歳 チワワ オス 去勢済み

 

■ 2週間前からどこか痛がり、他院で治療したが治らない、とのことで来院されました。

 

■ お持ち頂いた、他院で実施した画像診断などのデータを診てみると、頸椎と胸椎に変形症がみられました。

 

 

■ 神経学検査の結果、このワンちゃんに関しては神経学的な異常はなく、症状としては頚部の痛みだけのようでした。

 

 

■ 痛み止めの治療薬に反応が悪く、他の治療を探さなくてはならない状況ですが、当院には何度かブログ記事に出てくるレーザー治療機、UPBなどの統合補完医療があります。

 

■ UPBとは、ultra photonic balancerウルトラフォトニックバランサーの略です。

 

■ 幅広い波長域の光を発する“ キセノン光 ”の特性を活用する治療機器です。

 

 

■ 東洋医学で言う【ツボ(穴位・けつい)、経絡】と、インド伝統医学でいう【チャクラ】に特殊な石を介して『 キセノン光を照射 』します。

 

■ キセノン光は体内の深部まで到達し、広範囲で血行を促進します。 細胞内に多くの酸素や栄養素が行きわたり、神経を活性化させたり、痛みを和らげる効果があります。

 

 

 

 

◆◆◆ そちらを照射治療してみると…

 

 

◆ なんとお家に帰ったら、食事を食べ出し、痛くて出来なかった排便もしてくれました。

 

 

◆ 照射治療に通って頂いていますが、今まで他院さんで処方していた、かなり強い痛み止め薬を減らせる程になりました。

 

 

■ 当院では他にも鍼灸治療や、オゾン療法、ドイツ自然科学療法など、慢性痛や治療反応に乏しい痛みや炎症などに対処する方法はいくつかございます。

 

 

■ 是非ご相談下さい。

 

獣医師 増田正樹

Page Top