【こんな症例も治りますシリーズ 373】 犬の角膜穿孔 も 適切な診断と治療で治します

ワンちゃんの右目に出来てしまった角膜潰瘍です。
緑に染まった部分が、えぐれてしまった潰瘍です。

 

参照サイト:

https://bit.ly/2XPPQGX

 

 

犬 12歳 メス(避妊済)

 

■ 「目脂が出て目が開かない」と来院されました。

 

 

■ 眼科検査の結果、眼球に穴が開いて眼の中に膿が溜まっている状態でした。

 

 

■ しかも、持病で糖尿病やクッシング症候群があり、菌に感染しやすい状態のため、症状が悪化しやすく、眼球が潰れてしまう危険性がありました。

 

■ そこで、菌の培養検査を行い、確実に効果のある抗生物質を選択するとともに、点眼薬、内服薬で多方面から治療することで確実な治療を進めていきました。

 

■ 今回は治療スタートまでが早かったことや耐性菌ではなかったため、元通りの目に戻ることが出来ました。

 

 

※ 角膜穿孔は治療が1日遅れることで、完治が難しい状態まで進行してしまう事があります。

 

※ 眼の異常に気付いた際は早めの受診をお勧めいたします。

 

 

獣医師 冨田浩平

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