【こんな症例も治りますシリーズ 360】未避妊の猫ちゃんの血尿 も 的確な診断と治療で治します。

ワンちゃんの子宮水腫のエコー検査像です。
上の方にある、左右の大きな円は、子宮に水分が溜まっている像です。

 

参照サイト:

https://bit.ly/2W0wmxy

 

猫 14歳 未避妊メス

【 昨日、突然血尿が出るようになり、今日はおしっこが全く出ていない! 】とのことで来院されました。

 

 

■■ 血尿や排尿が出来なくなる原因は様々あります。

■ 泌尿器系:腎臓・尿管・膀胱・尿道

■ 生殖器系:卵巣・子宮・膣

のどこかからの出血だと考えられるので、その原因を突き止める必要があります。

 

 

■ レントゲンやエコーなどの画像検査により、子宮がかなり大きく腫れている事が分かりました。

■ 子宮の中に液体か膿が溜まっていることが分かったため、

その日のうちに「卵巣子宮摘出手術」を行いました。

■ これは、女の子の「避妊手術」と同じ方法です。

 

 

■ 幸い、子宮の中身はサラサラとした液体で、「子宮水腫」と診断できました。

子宮にたまった液体が子宮を刺激したり、腫れた子宮が周囲の臓器を圧迫することにより症状が出ていたのです。

■ もし膿が溜まってしまう「子宮蓄膿症」であった場合には、命に関わることがあり、たいへん危険でした。 これは、健康な時に避妊手術を行う事で、防ぐ事のできる病気です。

■ 子宮水腫は無症状で進行することが多いので、定期的にレントゲンやエコーなどの画像検査をして、早期発見できるといいですね☆

 

 

獣医師 田中聖心

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