【こんな症例も治ります シリーズ 337】 犬の重度膀胱炎 も 適切な診断と治療で治します。

犬の幼齢の時に出やすい泌尿器系の結石です。 この画像は、欠席の成分である【ストルバイト結晶】です

 

参照サイト:

https://bit.ly/30cqS4E

 

犬 7才 メス(避妊済み)

【 赤いオシッコが出る 】との主訴で来院されました。

■ 最初の尿検査で細菌、蛋白、ストルバイト結晶と様々な異常が見つかりました。 超音波検査上でも、通常真っ黒に見える膀胱内に白くキラキラしたものが見えました。

※ ストルバイト:リン酸マグネシウムアンモニウムの事を言います。

※ このシリーズの336で紹介した病気と似ていますが、原因が違って今回は\石とバイ菌/である事と、動物の種類が違って今回は犬での症例ですね。

■ ストルバイトと細菌がお互いに悪さをして症状が悪化していることを考慮に入れて、最初の段階で出来ることを全て行い、早急に症状の改善を目指しました。 細菌培養検査で原因菌を特定して抗生物質治療をしつつ、療法食でストルバイトを溶かす方法をすることで、治療に反応が悪い時もすぐに対応できるよう万全の治療を行いました。

■ 重症の膀胱炎でしたから、単純な細菌膀胱炎よりは症状が消えるのが遅くなりましたが、最初からご飯を変更していたこともあり、3週間ほどで症状も全くなくなりました。

■ このような様々な原因が複合されている膀胱炎は、初期治療によっては長引いたり繰り返すこともあります。

■ しっかりとした検査と治療が完治への近道になりますので、放置せずにご相談ください。

※ 犬で7歳と言う事は、人間の年齢にすると40歳代に入ります。 この時期の膀胱結石は、シュウ酸カルシュウムが多く発生します。 ストルバイトのみが発生したのは、細菌繁殖していた膀胱内がアルカリ性になっていたからでしょうね。

※ しっかりと初期に検査したからこそ、比較的早く治ったのでしょう。

獣医師 冨田

月別リスト

Page Top