【こんな症例も治ります シリーズ295】 犬の尿蛋白漏出 も的確な診断と治療でコントロールします。

 

 

 

参照サイト:

https://bit.ly/30S8VaL

 

 

 

 

犬 14歳 メス(避妊手術済み)

 

【 吐く、食欲がない 】というワンちゃんです。

 

■ 検査を行うと、腎数値が上昇している状態でした。

 

■ 超音波検査を行ってみると腎臓が真っ白になっており、腎臓から蛋白が漏れ出ている可能性が考えられたので、尿中の蛋白を測定する検査を行ってみたところ、通常の6倍もの量が漏れ出ている状態でした。

 

■ 腎臓内の高血圧が原因で腎臓から蛋白が漏れ出ている事が分かったので、腎臓内の高血圧を抑制する治療を行っていたところ、少し時間はかかりましたが、正常範囲近くまで下がってきてくれました。

 

■ それと同時に吐く、食欲がないといった症状もなくなり、元気いっぱい遊んでくれています。

 

■ 犬は猫と違い、腎臓が障害を受けると、ダムが決壊するように悪くなってしまうので、早期治療が非常に重要になります。

 

■ 症状がある場合は、様子を見過ぎずに早めに来院されてください。

 

獣医師 新美綾乃

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