【 こんな症例も治ります シリーズ 259 】 猫の珍しいパターンの停留睾丸 も的確な診断と治療でコントロールします。

右の楕円形の写真で、向かって右側の睾丸が停留している外観です。

参照サイト:

http://ur2.link/NOH2

 

猫 6ヵ月齢 未去勢オス

 

今回は【 去勢手術を希望 】で来院された猫ちゃんです。

 

■ 今回は生後2~3ヵ月の頃に一度陰嚢に下りてきていた睾丸が、手術当日には皮下に戻ってしまっているという珍しい症例です。

 

■ 停留睾丸(陰睾)とは通常、腹腔内から陰嚢(玉袋)に下りてくるはずの睾丸(精巣)が、腹腔内または皮下に残ってしまった状態です。

 

 

■ 今回のような場合は、触診とエコーによって場所を特定します。 睾丸が皮下にあるか、腹腔内にあるかで手術の方法も体への負担も大きく変わってくるため、事前の準備がとても大切になります。

今回は幸いにも皮下に睾丸があったため、傷口も最小限で済みました。

 

■ 通常の去勢手術は精巣腫瘍や、特に犬の場合は前立腺の病気を予防するために大切ですが、停留睾丸の場合、10%以上の確率で精巣腫瘍になると言われているため、より積極的に去勢手術をお勧めいたします。

 

獣医師 冨田浩平

 

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