【 こんな症例も治ります シリーズ 235 】 犬のチョコレート中毒 も的確な治療をします。

 

 

 

 

 

 

参照サイト:

https://goo.gl/mea57v

 

 

犬 2歳6ヵ月 メス(避妊手術済み)

 

【 チョコレートを食べた、どれくらい食べたか分からない! 】との事で来院されたワンちゃんです。

 

■ どのくらいの量のチョコレートを食べたのか、どのくらい時間が経っているか分からない状況でした。

 

■ ワンちゃんは大量のチョコレートを摂取してしまうと、摂取数時間後から嘔吐、下痢、異常に興奮し呼吸速迫、筋肉の震えなどがみられるようになります。

 

■ このワンちゃんは、かなり興奮し、ケージの中で震え、発熱していました。

 

■ 早急に静脈点滴、催吐治療を行いました。

催吐治療により、ゴルフボールほどの大きさのチョコレートを包み紙ごと17個吐き出しました。

 

■ そして、催吐治療の後に、更に毒素を吸着する吸着剤および、催吐により胃腸が荒れてしまうのを防ぐために胃薬をお出ししました。 チョコレートにはワンちゃんにとって、毒となる成分が入っておりますので、点滴によって希釈して、解毒したり、体内から出してしまう事が重要です。

 

■ その後、ワンちゃんに大きな体調の変化もなく、元気に過ごしてくれています。

 

 

■■■ 人間が当たり前に食べていても、動物さんが食べたら激しい中毒症状の出てしまう食べ物もたくさんあります。

 

食べ物以外にも、ワンちゃんの誤食(簡単に言うと、間違ったモノを食べてしまう事)は非常に危険です。

 

日頃から十分注意をして、ワンちゃんの誤食には注意しましょう(^^)/

 

 

獣医師 新美綾乃

 

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