皮膚科専門診察担当の桃崎です。
■ 最近台風が多く、パッとしない天気が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
■ 【犬アトピー性皮膚炎】に関して、今までも何度かお話させて頂きましたが、この病気は基本的に【半年~3歳】での発症の多い病気です。 つまり、高齢になってからこの病気になる可能性は、あまり高くないということです。
■ ですが、有名な病気なので、つい痒がっているのを見ると 『あれ? この子もアトピーなのかしら?』と思ってしまいがちではないでしょうか。
■ お恥ずかしながら、一般的な獣医師であっても、はっきりとした病変が犬に認められない場合、『アトピーかもしれないですね』と、一時的にステロイドが処方されているケースも少なくありません。 しかし、先程お話したように、高齢で発症した痒みの場合、アトピーよりも先に考えなくてはならない病気がいくつかあります。
■ ですから、症状だけでなく、【いつから始まった痒みなのか】という事を確認するのは、非常に重要なことなのです。
■ では、高齢から発症した痒みの場合、何が考えられるのか、そのお話は次回詳しくご説明したいと思います。
■ さて、8月は祭日のため、第三週の木曜日に行わせて頂いた皮膚科専門診察ですが、9月は通常通り、第二週の【 9月8日 木曜日 】に行わせて頂きます。
■ 現時点ではまだ、新患枠に余裕がございますので、ご希望の飼主様は日程をご確認の上、当院スタッフまでお問い合わせください。
ファミリーアニマルホスピタル
高橋動物病院
046-274-7662㈹