皮膚科専門医診察担当の桃崎です。
■ 当院で【アジア皮膚科専門医診察】をスタートして約3年。
大変多くの方が、動物さんの皮膚病で悩まれているのだなあ、と実感しております。
■ さて、今回からはそんな診察を行っていく中で、よく受ける皮膚に関する質問をご紹介しながらお答えしていきたいと思います。
■ また、これら以外にも下記に掲載しておりますアドレスにご質問頂けましたら、いくつかを抜粋して今後のブログでご紹介していきたいと思います。
● もし、個人的に早急な回答をご希望の方がいらっしゃいましたら、046-274-7662(ファミリーアニマルホスピタル高橋動物病院)までお気軽にお電話下さい。
Q1、【10月10日回答済み】アトピー性皮膚炎は治らないんですか?
Q2、かゆみって、どんな時に強くなるんですか?
Q3、皮膚のためには、どんなものを食べさせる方がいいんですか?
Q4、洋服は着せた方がいいんですか?
Q5、皮膚が良くないんですが、低アレルギー食を食べた方がいいんですか?
Q6、『膿皮症』と言われ、皮膚の細菌感染だというのですが、これはうつるんでしょうか?
Q7、多少の痒みは我慢させて、薬は出来るだけ飲まない方がいいんでしょうか?
Q8、ステロイドのお薬は体に悪いので、極力やめたほうがいいんですよね?
Q9、食事で皮膚病は治りますか?
…などなどです。
今後少しずつこれらの質問にお答えしていきますので楽しみにしていてください。
Q2、かゆみって、どんな時に強くなるんですか?
A2、
■ もちろん病気によって痒がるタイミングは異なりますが、一般的に【体温が上がるタイミング】は痒みが強まる傾向にあります。 たとえば、ご飯を食べた時、興奮した時、シャワーを浴びたとき、眠くなった時などが代表的です。
■ また、濡れることを嫌い、乾くまでずっと舐めたり、搔きむしってしまう子も中にはいます。 そんな子の場合は、ドライヤーで乾かす必要があるのですが、その際もできるだけ温風を肌から離してあてたり、冷風で乾かしてあげるのが理想的です。
■ もし可能であれば、シャンプーの頻度を上げなければいけない時期だけでも、被毛を短くカットしてあげると良いかと思います。
◆ 今回も、一つの質問だけお答え致しました。
◆◆◆ 当院の強みの一つは、専門医の先生にコンサルティングして頂きながら、難しい病気を治していけるところにあります。
特に、皮膚科は面白いように治っていったり、治らなくても悪化しないで生活の質を高める道筋が見えてきて、飼主様の明るいお顔を拝見する事が多い病院です。
■ また、次回のQ&Aにご期待下さい。
◆◆◆ 次回のアジア皮膚科専門医診察日は、11月9日(月)午前10時からです。 完全予約制ですので、御連絡をお待ちしております。
046-274-7662(担当:桃崎獣医師)
獣医師 桃﨑 昂