【 こんな症例が治ります シリーズ 115 】 犬の膝蓋骨脱臼 も的確な治療で治します。

左が正常なヒザです。 右が内方に脱臼している膝蓋骨です。

 

参照サイト:

http://bit.ly/1IodFnH

 

 

ミックス犬 1歳 メス(避妊手術未実施) です。

 

【 右後ろ足がびっこを引いている、というワンちゃん 】です。

 

■ 後ろ足を触ると、膝蓋骨(膝のお皿の骨のことです)が内側に脱臼していることが分かりました。

【 膝蓋骨脱臼 】といい小型犬に非常に多い疾患です。

 

■ 筋肉や靱帯、骨の問題により、膝蓋骨が本来あるべき位置にとどまることが出来ず、脱臼してしまいます。 脱臼したまま放置しておくと、スポーツ選手が良く怪我をする【 十字靱帯や半月板も痛めてしまう 】ことがあるので、適切な対処をしてあげる必要があります。

 

■ 軽傷の場合は、内科的に【 痛み止め薬を飲ませてあげる事 】でコントロール可能な場合もありますが、この子の場合は脱臼の程度がひどく、整形外科手術をして治してあげる必要がありました。

 

■ そこで、手術により緊張度が強くなった筋肉や靱帯の付着点、骨の形を治すことで膝蓋骨が足の内方に外れないようにしてあげました。

 

■■ 3年前から導入した小型犬用の【 新手術方法 】で手術を行うようにしてから、とても素晴らしい成績になっております。

 

■ 数カ月のリハビリを経て、今ではすっかり元気に歩けるようになりました。

 

★ こちらも、昨年から導入しました【オゾン療法】で、鎮痛と消炎と免疫力アップ効果が得られるので、足の機能回復がとても早く、安定した効果が出ております。

 

■ 動物さんが、足に違和感を感じているようであれば、お早めにご相談ください。

 

獣医師 齋藤隆太

 

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