ワンちゃんとの暮らしで気を付けて頂きたいことをお伝えしています。
爪が長くなると肉球を傷つけることもあります。定期的に爪切りを行いましょう。
お家がフローリングの場合は滑ってしまうこともあります。定期的に足周りの毛を。
肛門にある臭いの元になる分泌液を定期的に出してあげましょう。室内犬は全犬種が対象です。
定期的に耳の中をキレイにしてあげましょう。外耳炎などの病気を防ぐことができます。
ワンちゃんの年齢ステージごとに行うべき予防・検査・健診などがあります。
毎年の実施が生涯での健康に繋がります。しっかりと行ってあげてください。
予防・検査・健診など | |
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生後6か月まで | ・ ワクチン接種(1回目~3回目) ・ 駆虫薬投薬 ・ フィラリア予防 ・ 狂犬病予防注射 ・ 歯科検診(乳歯遺残のチェック) ・ 不妊手術 |
~3歳程度まで | ・ ワクチン接種(年1回) ・ 駆虫薬投薬 ・ フィラリア予防 ・ 狂犬病予防注射 ・ 歯科健診(年4回程度) ・ 健康診断(年2回程度) |
~7歳程度まで | ・ ワクチン接種(年1回) ・ 駆虫薬投薬 ・ フィラリア予防 ・ 狂犬病予防注射 ・ 歯科健診(年4回程度) ・ 健康診断(年2回程度) ・ CT検査(不定期) ・ 酸化ストレス・抗酸化作用検査(年2回) |
7歳以上 | ・ ワクチン接種(年1回) ・ 駆虫薬投薬 ・ フィラリア予防 ・ 狂犬病予防注射 ・ 歯科健診(年4回程度) ・ 健康診断(年4回程度) ・ CT検査(不定期) ・ 酸化ストレス・抗酸化作用検査(年2回) |
健康診断の基本となる検査です。肝臓・腎臓などの内臓機能の状態や、心臓疾患、コレステロール値、糖尿病の状態など様々な健康状態を調べることができます。
6歳程度までは年1回、7歳を超えてくると年2回以上の検査をお勧めしています。
血液検査だけでは分からない身体の状態を詳しく調べることができます。
特に当院で専門的に行っている循環器の診療ではエコー検査などを用いて、心臓などの循環器の病気の早期発見などにも取組んでいます。
尿検査では、腎臓・肝臓・胆嚢などの内臓機能、糖尿病の状態、結石の有無についても調べることができます。ワンちゃんの健康状態を知る、最も簡単な方法ともいえます。
尿検査を行う際は、できる限り新鮮な尿が必要です。病院へお持ちいただく際は直前に採れた尿をご持参ください。
便検査では、消化器系の状態や異常、細菌の状態や寄生虫の有無などを調べることができます。
便の見た目をチェックし、色・臭い・形・形状を調べたり、顕微鏡で詳細に調べることもあります。
尿検査と同じように簡単にワンちゃんの健康状態を知ることができる検査です。
その他にも、心電図検査、内視鏡検査、歯科の検診、眼科の検診、皮膚の健診など、目的に応じた様々な健診を行っております。当院には循環器、腫瘍、整形外科、歯科など専門的な知識を有する獣医師も在籍していますので、ワンちゃんの症状などによって最適な検査もご提案させていただきます。