当院の歯科診療は、1993年の国際セミナーの歯科実習で、本格的なアメリカ獣医学式の歯科診療に出会えたことから始まります。
その後、元々アメリカ獣医歯科専門医である奥田綾子先生から、直接指導を頂きながら歯科技術をシッカリと学ぶ機会を得ました。
そのおかげで、一般獣医師が見逃しやすい、あるいは犯しやすい重要なポイントを習得して、診る目を養いました。 また、珍しい歯科症例も、多数治して参りました。
『より良い道具を、正しい順番で、正しい方法で用いる』事を軸に、歯科器具もバージョンアップを重ねて、短時間で歯内治療や口腔外科の手術も可能となりました。
現在は、奥田先生の直接指導も無くなりましたが、当院の勤務獣医師が日本小動物歯科研究会の最高位の技術研修を修了するなど、院内の技術も高まって来ております。
ここで、皆様に心からお願いがあります。 “動物たちの歯の手入れ(デンタルケアー)”はマナーの時代です。 しかし、≪ 方法を知らない ≫、≪ この方法は正しいはず ≫と思われている方が、とても多いように思います。 動物たちは長寿化しています。
明らかに、自己流だな~と思われている方は、ぜひ一度獣医師の話に耳を傾けて頂けませんか? 老齢で、歯が痛くて、歯茎が痛くて食欲が無くなってきた動物さん達は多いのです。
ぜひ、愛情を歯に向けてあげて下さい。 お気軽に御来院下さい。