【こんな症例も治りますシリーズ 876】 猫の『 セカンドオピニオン診療 : なかなか治らない猫カゼ(クラミジア・カリシウイルス・マイコプラズマの混合感染) 』も 適切な診断と治療で治します

 

猫 ミックス猫 3歳 オス(去勢手術済み)

 

 

【 鼻水とクシャミ 】を主訴に来院された猫ちゃんです。

 

 

◆◆ この猫ちゃんは、先月、保護施設からお迎えした子です。 お迎えした時から鼻水とくしゃみ、涙が出ていて、他院で治療を受けていましたが、良くならないとのことで当院を受診されました。

 

 

■ 今回は経過が長かったため、感染症のPCR検査(病原体の遺伝子を調べる検査)を外部の検査機関に依頼しました。

 

 

■ その結果、クラミジアという細菌が陽性であることがわかりました。

 

 

 

 

 

◆◆ 猫のクラミジア感染症では、主に結膜炎(白目やまぶたの裏側の炎症)や鼻炎が現れます。

 

 

■ 結膜炎は、最初は片側の目から始まることが多いですが、症状が進行すると両目とも結膜炎を起こします。

 

 

■ 猫のクラミジア感染症は、子猫の時など免疫が弱い時に、症状が重くなることがあります。

 

 

■ さらに今回のPCR検査では、クラミジアだけでなく、カリシウイルスとマイコプラズマも陽性で、混合感染(いくつもの病原体に同時に感染している状態)を起こしていました。

 

 

■ そこで、クラミジアとマイコプラズマの両方に効果のある抗生剤を処方しました。

 

 

 

 

 

■■ お薬を飲んでもらったところ、鼻水やクシャミなどの症状は良くなりました。

 

 

■ クラミジア感染症は再発も多いため、今後も注意深く経過を診ていきたいと思います。

 

 

 

 

 

獣医師 長谷川英哲

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