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イヌが大好き、ネコが大好き、どうぶつだいすき~!

 

 

参照サイト:

https://bit.ly/2kkJZsP

 

 

 

 

犬 9才0ヵ月 オス(未去勢)

 

【吐く。食べない。お腹が痛そう。キャンと鳴く。元気がない。】というワンちゃんです。

 

■ 検査を実施してみると、レントゲンで胃ガスが多量あり、超音波検査で胃腸を確認すると、異物が可能性として考えられました。

また、上記の主訴の場合に、犬では急変することが多い急性膵炎も鑑別疾患に入ります。

 

■ 細かくお話を伺うと、床に引くクッション製剤のマットを細かく砕いて食べたかもしれないということでした。

 

■ そのため、催吐処置およびバリウム処置を行う事で、胃腸内の異物を排泄させる治療を行いました。

また、急性膵炎の可能性も考え、入院下で点滴治療も行いました。

 

■ 催吐処置では、食べたものが胃内に停滞していたため、未消化物を吐き出しました。

バリウム処置を行うと、バリウムが胃腸を流れていく中で、細かく砕かれた異物が腸内を移動しているのが確認されました。

 

■ 数日後、バリウムと共に異物は全て排泄されました。

それに伴い、元気食欲も改善してくれました。

膵炎にしては、外部検査機関で調べる特殊検査の数値が異常に高く、経過を診ながら継続治療とさせていただきました。

 

■ 今の時期だと、「夏バテなのかな?と」食欲が低下しても様子を見てしまいがちですが、病的な食欲不振の場合もあります。

普段と違うことがあれば、早めに来院されてください。

 

獣医師 新美綾乃

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年9月15日(日)


いつも動物たちのケアをして下さり、ありがとうございます。

 

★ 今回は、日頃、皆様が見れないところの世界をお見せしたいと思います。

 

その世界とは、ワンちゃんの【歯周病】です。 歯周病とは、歯の周りが炎症をもったこと、と思われている方が多いです。

 

⇒ 日頃の診察をしていると、誤解されている方が多いと感じます。

 

⇒ しかし、歯を支えているアゴ骨が溶けている状態、もう少し丁寧に説明しますと、歯周組織(歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨)が炎症を起こす病気が、【歯周病】の定義の正解です。

 

と言っても、イメージが描きづらいと思いますので、今日はCT画像で歯周病をお見せしたいと思います。

 

最初に、正常の骨のCT画像をお見せいたします。

ワンちゃんの【正常な歯科CT(右側)】です

 

 

 

次に、歯周病のCT画像です。

異常なアゴの状態が分かりますか? ワンちゃんの歯周病の歯科CT(右側)です。

 

 

 

違いが分かりますか?

ちょっと、分かりにくいかもしれませんので、一部を拡大します。

 

 

 

 

そうなのです。 犬は虫歯になる事が少ないために、歯は綺麗なのですが、歯を支えている骨が溶けている事が多いのです。

 

 

■ 動物の歯周病菌の首謀者(原因の主な源)は、分かっています。

 

Porphyromonas gulae C 型 fimA 株という細菌なのです。 『ポルフィロモナス グラーエ Cがた フィムAかぶ』、と呼びます。

 

頭が痛くなっちゃいそうな名前ですね。 私達は、P. gulae fimA(ピー グラーエ フィムA)と略して呼ぶようにしております。

 

この細菌の線毛というものの遺伝子の分類がありまして、、、 難しくなっちゃうので止めますね。

 

 

■ ところで、歯周病は【バイオフィルム(菌膜)が原因になっている】病気なのです。

 

またまた、ちょっと難しいですね。 ごめんなさい。

 

簡単に言うと、何層もある粘液のようなネバネバや、歯石などによって保護されている微生物で構成されている塊を【バイオフィルム】だと思って下さい。

参照サイト:

https://bit.ly/2kBXuEz

 

 

実は、【上に書いたP. gulae fimA】は、空気が無くても増殖できる菌の仲間の【嫌気性菌】なので、バイオフィルムで空気を遮断されると繁殖しやすくなります。

 

 

■ では、どうやれば良いの?

 

今、付着している【歯石除去】をするのが一番ですが、、、

 

それが出来ない時は、当院独自の○○○○を使ったケアをすると、徐々に良くなります。

 

また、定番の【P. gulae fimAを減少させる口腔ケア製品】をお勧めしております。

 

 

★ とても重要な事なのですが、悪化していない状態なのに、抗生物質を使うのは、禁止事項だと思っています。

 

 

■ 今、これまた独自の簡単な【ケア製品】を開発中でして、近日中に発表できると思います。

お楽しみになって、今しばらく、お待ちください。


院長

高橋 俊一

【記事情報】投稿者: 院長 | 投稿日: 2019年9月9日(月)


犬の上顎にある歯のレントゲンです。 歯の根っこの周囲が、黒くなっている所に歯周病があります。

参照サイト:

https://bit.ly/2U3AD22

 

犬 トイプードル 11歳6ヵ月 オス(未去勢)

【 1年前に歯石除去をしたのに、その直後も口がずっと臭い状態が続く 】というワンちゃんです。

 

■ 口腔内を見てみると、主に上顎の歯がほぼ歯石で埋め尽くされている状態でした。

 

■ 一度、歯石除去をしたのに口腔内が臭い続ける場合は、歯根部が歯周病原因菌によって歯を支えている骨が融けて腐っていることが多いです。

 

■ 今回のワンちゃんも、歯石除去を行ってから歯の状況を確認すると、歯根部が融けて歯石により歯が支えられている状態でしたので、腐っている歯は全て抜歯させて頂きました。

 

■ 抜歯後は以前よりも食欲が上昇し、口臭が全くない状態がしっかりと続いているようです。

 

■ 抜歯するとご飯が食べられないんじゃないか・・・

抜歯すると痛みが強いんじゃないか・・・

などなどご不安な事はたくさんあるかと思いますが、

 

■ 抜歯することでグズグズしていた歯根部の違和感が無くなることで、

 

■ 食欲増進されたり、歯周病起因性の心臓病・肝臓病・腎臓病の予防にもつながるため、むしろ適切な処置を行うことで動物さんの生活の質は高くなります。

 

■ ワンちゃんや猫ちゃんの口臭が気になる方は、一度口腔内の状況を確認させて頂いたうえで、どういう処置が一番動物さんにとって良いか一緒に考えていきましょう\(^o^)/

 

獣医師 新美綾乃

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年9月9日(月)


 

 

 

 

 

 

参照サイト:

https://bit.ly/2Hqtunc

 

 

犬  ミックス犬  2ヶ月齢  オス

 

【 初めてのワクチンとフィラリア予防 】という事で来院されました。

 

■ ワンちゃんをお家に迎えられてからまだ1日ですが、少し咳が出るとの事でした。

 

■ こういう時には、実はある事を軽視してしまうと、とんでもない病気が潜んでいる場合、見逃してしまいます。 ですから、基本的に丁寧に診察をしていきます。

 

■ 一般身体検査の次に、「カフテスト」という、指で外から喉を軽く刺激するテストをしてみると、頻度高く咳が出ました。

 

■ ワンちゃんの咳の原因としては、

・細菌やウイルスの【伝染病を含む】感染によるもの

・気管支の炎症によるもの

・肺のトラブルによるもの

・異物が呼吸器系に入ってしまったもの

などが主として考えられます。

 

■ レントゲンを撮ってみると、喉の部分や肺や気管と気管支はとてもキレイでした。

 

■ 次に、細菌やウイルスの感染を考えました。

 

■ 最終的に、症状や血液検査(感染症の検査を含む)の結果から、「ケンネルコフ症候群」を疑いました。

「ケンネルコフ症候群」とは、様々な細菌やウイルスが関与してワンちゃんに咳を引き起こす状態のことで、「ワンちゃんの風邪の一種」と呼ばれています。

 

■ 今回は、ウイルスに効果がある注射薬と、『抗生剤』と『ウイルスに効く点眼薬』をお家で続けてもらいましたところ、症状は落ち着いてきました。

 

■ 残っている咳に対しては、これらのお薬に加えて『痰を除去するお薬』も適切な期間続けてもらい、完治を目指しました。

 

※ ワンちゃんの咳には様々な原因があります。

恐ろしい感染症(伝染病)が潜んでいることもあり、適切な診断や治療を行わないと重症化してしまう場合もあります。

 

■ 最近咳をしているな? など気になる事がございましたら、お早めに来院されることをオススメ致します。

 

※ 当院では、統合医療という一般的な動物病院では取り入れていない、複数の優れた医療での治療の選択肢もあるので、副作用もほとんどない医療をお望みの方は、ぜひご連絡下さい。

 

獣医師 田中聖心

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年8月27日(火)


犬の外耳炎のモデルです。 赤くなっている部分が、炎症が激しい外耳炎です。 外耳道がL字型になっているので、治療が大変です。

参照サイト:

https://bit.ly/2Z9u9Es

 

犬 MIX 7歳 男の子

 

【 最近耳が痒そうで、耳の臭いもクサイ 】ということで来院されたワンちゃんです。

 

■ 耳の中を覗いてみると、中はかなり赤く、また黒い耳垢が多数ありました。

 

■ 耳垢検査と言う、特殊な染色を行って顕微鏡で観察すると、細菌とカビが無数にいました。

 

■ 通常は、この様な場合、病院での定期的な耳洗浄と、家での毎日の点耳薬で治療をします。

 

■ しかし、こちらのワンちゃんは家での点耳が苦手です。 お家でも怒ってしまい、耳を触らせてくれません。

 

 

■ そこで活躍するのが、数年前に新しく発売された特別な良薬です。

 

■ この良薬の効果は、細菌とカビを同時に殺菌作用と炎症(赤み)を抑える作用があるのです。

 

病院で治療の最後に、その良薬を耳に塗り、それから一定期間後にもう1度耳に塗ることで、長期間効果が持続します。 その間、家での治療は必要ありません。

 

■ その後の経過ですが、すぐに耳の痒みや臭いが治まり始め、今でも再発なく幸せに生活されています。

 

■ このワンちゃんのように家で治療が出来ない場合や、毎日の点耳が飼い主様のご負担になる場合などに、この薬はとても有効です。

 

当院は、このように治療法の選択肢が、最新版を含めて複数ありますので、何かお困りのことがございましたら、【セカンドオピニオン】としてもご相談ください。

 

※ 一般的な外耳炎の治療法を行う事で、【治療が不可能な耐性菌による外耳炎など】を起こしてしまって、治りづらくなっているワンちゃんや猫ちゃんが、【セカンドオピニオン】として当院に来られますが、丁寧に診療をさせて頂くと治る事も多いです。

 

ただし、治らないレベルの高い子もおりますので、予めご了承ください。

 

■ 夏は耳の異常が出やすい季節です。 耳だけでも、動物さんは、かなりのストレスを受けてしまいます。 何か変だなと感じたら、早めの来院をお勧め致します。

 

獣医師 湯本優希

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年8月21日(水)

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