当院の皮膚科・アレルギー科について

ワンちゃんの3頭に1頭は皮膚トラブルを抱えているといわれており、痒がっている、皮膚が赤い、アレルギーなど、皮膚・被毛での皮膚科症状・疾患について、診療を行っております。

特に皮膚疾患は症状の原因を特定することは難しく、専門的な経験と知識が必要となる分野でもあります。

当院でも、皮膚病にお悩みのどうぶつさん達のケアをご提供していきましたが、皮膚科専門診療医による「皮膚科専門外来」を一般動物病院として神奈川県でも初めて設立しました。 現在は不定期に診察しております。

1頭でも多くのどうぶつさん達が、皮膚トラブルの苦しみから解放されることを願っております。

皮膚科・アレルギー科における次世代医療について

西洋獣医療 統合医療 先制医療
(病気予防医療)
国際最高水準の最新皮膚科診療 オゾン療法、東洋医学
ドイツ式自然療法など
オゾン療法
バランス療法など

こんな症状ありませんか?

  • 身体をかゆがる
  • 赤いブツブツがある
  • 足をペロペロとなめる
  • 眼や耳のまわりが赤い
  • 顔、耳、口、のど、首、脇のあたりを掻いている
  • においが臭い
  • 毛が抜ける
  • 皮膚がベタベタしている

皮膚科・アレルギー科専門外来について

診療日:不定期 10時から18時【 完全予約制 】

【【当院ブログに次回日程が書かれています】】

【ただし、村山信雄先生は現在大変にお忙しいので、基本的に当院獣医師の専門教育を中心に行っており、専門診察が現在は出来ない、とご理解下さい。】

【例えば、村山先生がオンライン診療で、診療支援する形になります】

ご予約は診察時にご相談いただくか、病院へお電話でご予約ください。

046-274-7662

※通常の診療でも、皮膚科の一般診療を行っております。御安心下さい。

皮膚・アレルギー科医療顧問紹介

アジア獣医皮膚科専門医
 犬と猫の皮膚科クリニック 代表 村山 信雄 先生

所属学会

  • 日本獣医皮膚科学会
  • アジア獣医皮膚科学会
  • アジア獣医皮膚科専門医協会

役職

  • 東京薬科大学客員研究員

経歴

  • 1968年10月/東京生まれ
  • 1994年3月/帯広畜産大学畜産学部獣医学科卒業
  • 1994年4月/根室地区農業共済組合勤務
  • 1996年8月/寺田動物病院(大阪)勤務
  • 1997年8月/めむろ動物病院(北海道)勤務
  • 2010年8月/アジア獣医皮膚科専門医取得
  • 2012年9月/岐阜大学連合大学院にて博士(獣医学)取得
  • 2012年10月/犬と猫の皮膚科設立
  • 2016年3月/犬と猫の皮膚科クリニック開設

犬と猫の皮膚科クリニック

皮膚病・アレルギーの種類

アレルギー性皮膚炎

アレルギーには大きく分けると3種類のアレルギーがあります。
近年では、学会でもアレルギーの診断・治療方法について、色々な議論がされてまいりましたが、最近では、アレルギー診療も【 一定の好成績の出る方法 】が確立されてまいりました。
当院のアレルギー治療はコチラにも掲載しています。

① アトピー性皮膚炎

アレルギーの原因となるアレルゲンが皮膚や粘膜などから侵入して、免疫機能の過剰反応により起こる皮膚炎です。

② 食物アレルギー

特定の食物が原因となって発症する皮膚炎です。
遺伝的な体質も発症に大きく関わっていますが、原因となる食物が特定できれば、食事管理によって症状を改善することができます。

③ ノミアレルギー

ノミの唾液に対するアレルギーよって引き起こされる皮膚炎です。

角化症

皮膚の表面の角質が正常に作られなくなる皮膚病です。
正常な状態の角質では、剥がれるサイクルは20日くらいが一般的なのですが、発症するとサイクルが早くなります。そのサイクルの早さに皮膚の細胞がついていくことが出来なくなることで、角質の細胞の繋がりが良くなり、剥がれやすくなってしまいます。症状としては、「カサカサと皮膚が乾燥している」「フケが多く出る」、「洗った後でもベタベタしている」などがあります。

感染症

ウィルス、細菌、真菌、寄生虫などの病原体が、どうぶつさんの体内に侵入することによって引き起こされる病気のことです。代表的な例としては下記の病気があります。

① 膿皮症

皮膚病の中では最も多くみられる病気です。細菌の感染により引き起こされます。他の皮膚病と合併して起こることもあり、様々な症状が出ることがあります。

② マラセチア性皮膚炎

マラセチアという真菌によって引き起こされる皮膚病です。
マラセチアはベタベタした皮膚を好み、他の皮膚病によって皮脂の分泌が盛んになった場合などに併発することもあります。

③ 疥癬症

疥癬というダニが原因となります。痒みが激しいことが特徴です。

④ 毛包虫症

ニキビダニが原因で引き起こされる皮膚病です。ニキビダニは正常な犬の皮膚にも存在していますが、皮膚のバリア機能が低下している場合に、症状が現れてきます。

⑤ 皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌というカビが皮膚に感染することで発症する皮膚病です。人にも感染することのある病気です。
皮膚病は1つの症状であっても、その原因は複雑に絡みあっていることがよくあります。

早い段階で症状をコントロールできれば、どうぶつさん達も早く楽になりますので、少しでも「おかしいな?」と思ったら診察時にご相談ください。

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