当院で特徴的な医療【軽度の心臓病併発状態の手術】について 飼主様アンケート 第30弾

 

 

 

 

 

こんにちは☆

今回は、手術に関するアンケートです!(^^)!

 

 

 

Q1.

当院で手術を受けられた決め手は何でしたか?

 

A1.

5歳になるヨーキーとチワワのMix犬です。 食べムラがあり元気もなかったので、病院へ連れていきました。 診察の結果、心雑音が見つかりエコー検査を受ける事に。 心雑音については経過観察になりましたが、別で子宮の左右の大きさが違うことが判明しました。

先生から避妊手術を勧められ、これまで手術の機会を伺いながら5歳まで来てしまいましたが、先生の丁寧な説明と、今後のリスクを分かりやすく教えて頂き、避妊手術をする事を決めました。

分かりやすく絵を書いて説明して下さったり、共働きの時間の中でのケア方法を教えて頂き、安心してお願いできると思い、決断しました。

 

 

Q2.

手術を迷われている方も多くおられます。その方々のご参考として、後押しをするメッセージをお願いします。

 

A2.

手術のリスクの説明に麻酔のリスクや、術後のリスクなど躊躇する話もありましたが、抱えている問題(ヒート時期の食べムラ)などが手術をする事で改善し、これからのリスク(子宮の病気等)もなくなる事を考えた時、飼い主ももちろん、本人のストレスがなくなる事が一番良いと思いました。

これからまだまだ一緒の時間を過ごす中で、あの時手術しておいてよかったねと思える事があると確信してます。 術後の診察も問題なく、今ではおもちゃを咥えて「遊ぼっ」って誘ってきます!

 

とのことでした。

 

犬猫の女の子は未避妊のままだと、

・乳腺腫瘍の可能性が、避妊済みの子に比べて25%も増加する(特に猫は転移率の高い悪性の乳腺腫瘍が多い)。

 

・緊急手術が必要になる子宮蓄膿症(子宮内に細菌が増加して血液中に菌が舞い、菌に身体が負ける敗血症に陥ることで死に直結する病気)のリスクが激増する。

などなど、手術したら防げる病気になる可能性がでてきます。

そのため、適切な時期に避妊手術をすることで、上記の病気を防ぐことが可能となるので、病気の予防のためにも、避妊手術は大切なことなのです。

 

また、上記の病気になってしまうと、入院が長期化したり、金額も高くなってしまうなど動物さんにも飼主様にもご負担となってしまうので、避妊手術は適切な時期に行ってあげましょう!

 

アンケートにご協力いただき、ありがとうございました(^O^)/

 

獣医師 新美綾乃

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