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2019年4月29日(月) 【 こんな症例も治りますシリーズ280 】 ワンちゃんの非典型アジソン病 も的確な診断と治療でコントロールします。


上のクリーム色の部分が、副腎と言う臓器です。 その副腎機能が低下した病気が、アジソン病です。

参照サイト:

https://goo.gl/e5K8SZ

 

 

8歳11カ月、不妊手術済みのメスのトイプードルさんです。

 

【 1年前より下痢を繰り返し、最近、食欲元気が無く、他院にてアジソン病と診断されたワンちゃんです 】

 

■ フロリネフという治療薬が処方され服用していたが、症状が一向に良くならないとの事で当院へ転院されていらっしゃいました。

 

■ アジソン病とは副腎皮質機能低下症のことで、副腎皮質ホルモンの欠乏することによって元気がなくなる病気です。 環境の変化などによるストレスにより、症状が悪化することがあります。

 

 

■ 副腎を刺激するホルモンを投与して、副腎から分泌されるコルチゾールの値を測定するACTH刺激試験では、分泌量がかなり低い数値でした。

 

■ また副腎皮質からはグルココルチコイド、ミネラルコルチコイドというホルモンが分泌されています。

 

ミネラルコルチコイドの欠乏では電解質の数値に異常が見られますが、今回は電解質の異常が見られない為、アジソン病の中でも非定型的といわれる、グルココルチコイドだけが欠乏するタイプと診断しました。

 

■ プレドニゾロンという成分のお薬に変えたところ、食欲、元気も元に戻り、ずっと続いていた下痢も良いウンチになりました。

 

■ 今後ミネラルコルチコイドも減少してくる可能性はあるので、定期的な血液検査をして症状の悪化を早期に防げるよう診察していきたいと思います。

 

獣医師 新井澄枝

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年4月29日(月)

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