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2019年2月23日(土) 【 こんな症例が治りますシリーズ272 】 尻尾にできた腫瘤 も 的確な治療でコントロールします。


ワンちゃんの“ シッポの裏面 ”に黒いシコリがあります

参照サイト:

http://urx2.nu/bw5O

 

犬 11歳 未去勢オス

 

 

【今回は「尻尾のできものが大きくなってきた」】という事で来院されました。

 

■ 他院さんで実施した針を刺す細胞を診る検査では、「肛門周囲腺腫が第一に考えられる」との結果でした。

 

■ 肛門周囲腺腫は名前の通り肛門周囲にできる事が多い良性の腫瘍ですが、大きくなって化膿してしまったり、気になって自分で咬んだり舐めたりして出血してしまったりと、快適に過ごす上で障害になることもあります。

 

また、針の細胞を診る検査だけでは悪性の肛門周囲腺癌などとの鑑別が100%出来るわけではないので、注意が必要です。

 

 

■ 今回の様に、未去勢オスで尻尾にできた場合、選択肢は2つあります。

 

★ 1つ目は断尾手術で根治(根本的に治すこと)を目指す方法、2つ目は肛門周囲腺腫である事に賭けて去勢手術をすることです。

 

■ 肛門周囲腺腫は男性ホルモンの影響を強く受け、未去勢のオスに多く発生する性質がある為、去勢手術をするだけで小さくなっていく可能性があります。 もちろん、針の検査では『肛門周囲腺腫が確実』という確定診断は出来ていない為、去勢手術をしても小さくならない可能性も考慮しなくてはなりません。

 

■ 今回は去勢手術後、すぐに腫瘤が小さくなり始めたため、無事、尻尾は温存することができ、快適な生活が送れるようになりました。

 

■ 見た目は同じような腫瘤も、検査結果によって治療が変わってくるので、もし、腫瘤を見つけた場合は一度ご相談ください。

 

獣医師 冨田浩平

 

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年2月23日(土)

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