【 こんな症例が治ります シリーズ 215 】 難治性のマラセチア性皮膚炎 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

参照サイト:

https://goo.gl/Vcv92m

 

 

イヌ 10歳齢 メス (避妊手術実施済) です。

 

【 全身のベタツキと臭いが強く、四六時中カラダを搔いている 】というワンちゃんです。

 

■ 他院において、色々と検査もしたけれど、中々痒みが落ち着かないとの事でセカンドオピニオンで来院されました。

 

■ 皮膚の検査を進めていくと、シワ部から大量のマラセチアが検出されました。

 

■ 最初はベーシックなマラセチアに対するシャンプーと飲み薬を処方してみましたが、2週間たってもあまり良化傾向がみとめられず、ベタツキが強い状態でした。

 

■ そこで方向性を変えて、【脂の管理】を最優先考え、【脂を落として、皮脂の分泌を抑える効果】のあるシャンプーを使ってもらう事としました。

 

■ すると1週間後には明らかに臭いもベタツキも少なくなり、痒みも激減していました。

 

■ 同じ診断であっても、必ずしも同じ治療で良くなるとは限らない、という事をあらためて実感した症例でした。

 

獣医師 桃崎 昂

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