【 こんな症例が治ります シリーズ 204 】 猫の膵炎 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

参照サイト:

https://goo.gl/goyUYd

 

猫 18歳 オス (去勢済み)

 

【 数日前から、吐いて食欲があまりない 】というネコちゃんです。

 

■ いつも食事の時になると「ご飯欲しい―」って催促するネコちゃんが、催促してこない上に、大好きなパウチのご飯も食べないということで来院されました。

 

■ 来院時、ぐったりはしていなかったのですが、いつもよりは元気がありませんでした。

 

■ 高齢のネコちゃんでしたので、血液検査、腹部レントゲン検査、腹部エコー検査を行いました。 血液検査では高齢のネコちゃんによくみられる腎臓の数値の上昇はなく、大きな問題はありませんでした。

 

■ しかし、腹部エコー検査で、膵臓に炎症が起こっているのが確認できました。 そういった時、多くが膵炎を起こしています。 ですので、近年検査できるようになったSpec PLという膵炎のマーカーを測定したところ、高値でした。

 

■ 膵炎の症状である、食欲不振・嘔吐もあることから、「膵炎」と診断し、点滴治療や抗炎症薬の内服などの治療を開始しました。

 

■ 治療を開始したところ、少しずつ元気が出てきて、食欲も段々戻ってきました。

 

■ ネコちゃんの膵炎は、「慢性膵炎」が多いと言われており、慢性的な嘔吐や食ムラが出るネコちゃんもいます。 治療は、抗炎症薬を用いたり、吐き気止めなどの対症療法が中心です。 また、当院でしたら、注射薬の自然療法のお薬での治療がヒットしています。 さらに今後は、秘密の療法も控えています。 楽しみです。

 

■ このネコちゃんも、再発防止のために、元気・食欲がある今でも自然療法の内服薬だけは続けています。

 

■ Spec PLというマーカーが使えるようになって、「膵炎」の診断率が上がっています。

 

■ ネコちゃんの慢性嘔吐や、食ムラにお悩みの方は、一度【かくれ】膵炎の検査をしてみるのも一つだと思います。

 

獣医師 小田原由佳

 

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