【 こんな症例も治ります シリーズ 187 】  ネコちゃんの甲状腺機能亢進症も 的確な治療でコントロールします。

 

 

 

 

参照サイト:

https://goo.gl/OhX0bN

 

 

ネコ 14歳11ヵ月 オス(去勢手術済)

 

【 良く食べるのに体重がどんどん落ちてしまう よく吐く 】というネコちゃんです。

 

■ 1年前に比べて体重が1.5kgも減ってしまっていました。

お話を聞いていくうちに、ネコちゃんが水を多く飲んで多くの尿をする状態である事がわかりました。

 

■ 高齢のネコちゃんで、【食べるのに痩せてしまう】【多飲多尿】という場合に考えられる病気はいくつかありますが、このネコちゃんの場合、その中でも甲状腺機能亢進症という病気が背景にあるのではないか、と強く疑われたため、全身の血液検査と、甲状腺ホルモンを測定する血液検査をさせて頂きました。

 

■ 検査の結果、甲状腺ホルモンの数値が正常値の3倍以上高くなっていたため、甲状腺機能亢進症と判断し、治療を開始しました。

 

■ 治療を開始して2週間たった頃に、体重が増加してきていて、今までほぼ毎日吐いていたのが、吐かなくなり、ネコちゃんの全身状態もとても良くなっていました。

 

■ 今では診察に来ていただく度に元気な姿を見せてくれて、とても嬉しいです(*^_^*)

 

■ 【甲状腺機能亢進症】とは、高齢のネコちゃんにとても多い病気の一つです。

甲状腺から出るホルモンが身体の代謝を必要以上に活性化してしまうことにより、

①    食べるのに痩せてしまう

②    興奮しやすくなってしまう

③    多飲多尿

④    消化器症状(下痢、嘔吐)

等の症状が出てきてしまいます。

 

■ また、ひどくなると、全身に血液を送るポンプのような働きをしている心臓の筋肉が肥大してしまい、全身の血液循環が悪くなった結果、動脈に血栓が出来てしまうこともある非常に怖い病気なのです。

 

■ 痩せちゃうけど、【しっかり食べているから大丈夫】と過信せずに、しっかり食べているのに【痩せてきてしまう】のであれば、病気の可能性があるので、お気軽にご相談ください(^^)/

 

獣医師 新美綾乃

 

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