【 こんな症例が治ります シリーズ 160 】 犬の深在性膿皮症 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

 

 

参照サイト: http://goo.gl/v77b38

 

犬 9ヵ月歳 メス (避妊済み)

 

【 昨日から背中を痒がっていて、そこの部分の皮膚が厚くなっている 】というワンちゃんです。

 

■ 昨日ドッグランに行ってから、背中を痒そうに擦りつけていて、背中を見てみると皮膚が厚くなっていることに気付いた、ということでいらっしゃいました。

 

■ 触っただけでは状態が把握できなかったので、毛を刈ってみると、直径3cmほどの広さの皮膚が赤く盛り上がっていました。

 

■ 赤く盛り上がっている皮膚の表面からは炎症を示す細胞しか見つからなかったため、原因を追究するために皮膚の一部をクリっとくり抜いて、立体的に組織を調べる「病理検査」を行うことになりました。

 

■ 病理検査の結果、「深在性膿皮症」という診断でした。 ★ 深在性膿皮症とは、毛の根元の毛包周囲など、皮膚の深い部分に感染が起きてしまっている状態です。

 

■ 皮膚の表面に感染が起きる「膿皮症」とは異なり、治療に時間がかかります。

 

■ このワンちゃんは抗生剤を飲んでもらっていますが、改善傾向にあります。 見た目はとてもキレイになったのですが、痒みはまだある状態が続いています。

 

■ 一日でも早く、痒みが落ち着いてくれることを祈っています。

 

獣医師 小田原由佳

 

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