【 こんな症例が治ります  シリーズ  146 】 免疫介在性溶血性貧血 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

 

 

参考サイト:

http://ur0.pw/sYTt

 

 

犬 3歳 メス (避妊手術実施済み) です。

 

■ 消化管の異物の手術後、【 日に日に貧血が進んでいき、元気が無くなっていったワンちゃん 】です。

 

■ 染色した血液の検査の結果から、【 球状赤血球 】という、自分の免疫で自分の赤血球が壊されているときに出現してくる赤血球が多数認められました。 また、どんどん新しい血液は作られていっているのに、他に貧血が進む原因が精密検査をしても見つからない事から、【 免疫介在性溶血性貧血 】と判断して治療を開始しました。

 

■ 最初は薬に対する反応が悪く、なかなか症状が安定しませんでしたが、一週間経過した頃から少しずつ貧血が回復し始め、一か月後には薬を減らしても再発を認めない状態まで回復しました。

 

■ この病気はさまざまな原因によって起こるため、非常に判断が難しい病気ではあります。

 

■ しかし今回は飼主さんが最後まであきらめずに、頑張って病院に通って下さったおかげでここまで回復することができました。 治療に携わった自分としても、飼主さんとワンちゃんの笑顔を再び見ることができて本当に嬉しいです。

 

獣医師 桃崎 昂

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