イヌが大好き、ネコが大好き、どうぶつだいすき~!

いつも当院を御利用頂き、ありがとうございます。

今年のゴールデンウィークの診療日についてお知らせ致します。

3月にもお伝え致しましたが、変更はございませんのでご安心下さい。

★ 通常の暦(こよみ)ですと、長期休暇になってしまいますが、病気の事を考えますと、当院が休んでいる事は出来ません。

★ そこで、少しでも動物たちの健幸にお役に立てるよう、5月1日午前中と、5月2日の午前中を診察日に致しました。 宜しくお願い致します。

 

4月30日(火) 定期休診日

5月 1日(水) 午前診察 午後休診

5月 2日(木) 午前診察 午後休診

5月 3日(金) 休診日

5月 4日(土) 休診日

5月 5日(日) 午前診察 午後休診

5月 6日(月) 休診日

5月 7日(火) 定期休診日

5月 8日(水) 通常診察開始

 

御不明な点がございましたら、直接お電話でお尋ね下さい。

素晴らしいGWをお過ごし下さい。

 

湘北どうぶつ次世代医療センター

ファミリーアニマルホスピタル

高 橋 動 物 病 院

電話 046-274-7662㈹

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年4月30日(火)


ウサギさんの左目です。 小さな矢印(←)が見えると思いますが、そこが鼻涙管の入口です。

参照サイト:

http://ur0.biz/3wUH

 

ウサギ 5歳11カ月 オス(未去勢)

 

【 眼から白い目やにが沢山出ている、涙が沢山出ている 】というウサギさんです。

 

■ こんな症状の場合は、『鼻涙管閉塞』という病気が疑われます。

 

■ 鼻涙管は、目と鼻をつなぐ管で、下瞼(まぶた)の裏側に開いた小さな穴(涙点)から始まり、鼻の穴の奥へとつながっています。 普通は、涙があふれないように、涙が目から鼻に流れる通路になっています。

 

この鼻涙管が細菌などの感染によって炎症を起こして詰まる症状を、鼻涙管閉塞と言います。

 

■ 涙が排泄されないため、いつも涙目になっていたり、涙を流したり、目ヤニがでていたりします。

目の下の毛はいつも濡れて、涙やけを起こしたり、脱毛します。

鼻涙管が細菌感染を起こして結膜炎になったり、逆に結膜炎から鼻涙管に炎症が起こることもあります。

 

■ また、奥歯(臼歯)の不整咬合(かみ合わせが悪い事)が原因で起こることも多く、細菌感染が無くても閉塞を起こします。

 

■ 鼻涙管閉塞の場合の治療方法は、下瞼の裏側に開いた穴に管を通し、洗浄液を通すことで閉塞物を取り除き、流れを良くするのですが、今回のうさぎさんは、完全に鼻涙管が閉塞してしまっており、洗浄液を通すことが全くできない状態でした。

 

■ そのため、まずは細菌感染および炎症を取り除く治療からスタートし、後日鼻涙管洗浄をさせていただいたところ、閉塞物を取り除くことができ、痛みもほぼない状態まで持っていくことが出来ました。

 

■ 鼻涙管閉塞といった病気の予防のためには、

・トイレの掃除をこまめに行い、衛生的な環境を心掛けること

・牧草の最後の方に残っている細かなカスは、うさぎさんの部屋に散らさないこと

が重要になります。

 

■ 涙目、流涙、目ヤニ、涙やけ(目頭近くに脱毛や皮膚の炎症が起こる)、粘りっ気のある白い目やにがでる、といった症状が見られた場合は、放置するとひどくなってしまうことも多いため、早めに来院をオススメします。

 

獣医師 新美綾乃

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年4月30日(火)


肝臓のエコー像です。 黒い丸い部分が、肝膿瘍です。

参照サイト:

http://ur0.biz/WdFM

 

犬・ミニチュアダックス 16歳5ヵ月 オス(未去勢)

 

【食欲がなく、ぐったりしている】というわんちゃんです。

 

■ 早急に検査をさせていただくと、

重度の歯周病、発熱、白血球の上昇、血小板の減少、肝酵素の上昇、腎数値の上昇が認められました。

 

■ 肝臓に大きな腫瘤(しこり)があり、腫瘤に対して細胞診(腫瘤を構成する細胞の顔を見て、腫瘤の種類を予測する検査)をさせていただいたところ、好中球が多数存在していることがわかりました。

 

■ 総合的に結果をまとめると、

歯周病細菌が血液中に侵入

➜ 細かい血管のある肝臓にとどまることで、肝臓に細菌が繁殖して大きな細菌の塊の巣を作ってしまった

➜ 体が菌と戦うことにより発熱、白血球の上昇を起こしている

➜ 細菌感染がひどく、敗血症(体が菌に負けてしまう)に陥ってしまっている

➜ 敗血症により多臓器不全を引き起こしつつあるため、腎数値の上昇を引き起こしている

 

という状況だったため、早急に入院下で肝膿瘍および敗血症の集中治療を行わせて頂きました。

敗血症は進行しすぎると手が付けられなくなってしまい、命を落とすこともあるのですが、

幸い、初期治療を行えたので治療に反応してくれ、入院数日で発熱、白血球の上昇等の症状は落ち着きました。

 

■ そして、1ヵ月後に再度肝臓の腫瘤の状態を確認するために、腹部超音波検査を行ったところ、肝臓の膿瘍はすっかり消えて、肝酵素や腎数値の改善も確認されました。

今では何もなかったように元気に過してくれていてとても嬉しいです。

 

■ 歯は万病の元。

口の中の細菌により全身性の病気につながってしまうため、歯石除去の重要性を改めて痛感した症例でした。

 

獣医師 新美綾乃

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年4月30日(火)


ウサギが右に首を傾けているイラストです。 病気によって、このようになってしまいました。

参照サイト:

http://u0u0.net/8asw

 

ウサギ 8歳 未避妊

 

 

【 今回は「首が傾いてしまい食欲が全くない」と来院されました。 】

 

■ 実際に診させて頂くと、首が横方向に90°以上傾いており、傾いた方向に体が回転してしまう状態でした。

 

■ ウサギさんでこの様な症状の場合、疑う必要があるのはエンセファリトゾーンという寄生虫が寄生することによって起こるエンセファリトゾーン症(EZ症)です。

 

■ EZ症の症状は、片側の眼の病気(白内障や膿瘍など)や神経症状(頭部傾斜、眼振、ローリングなど)、まれに腎障害などが起こり、特に若齢では眼の病気、高齢で神経症状になることが多いです。

 

■ EZ症は、感染ウサギの尿からや、母ウサギの子宮内にいる時点で感染することが多いため、国内のウサギの70%以上という大多数が感染しているといわれています。 そのため、検査で身体の中にEZがいることが分かっても、それが原因と断定することは出来ない為、生前確定診断は不可能です。

 

⇒ 免疫の話なので、ちょっと難しい話になりますから、これ以上は説明を止めますね。

 

■ そのため、治療をして効果があれば仮診断とする『 診断的治療 』を行う事にしました。 このほかの鑑別診断には細菌性内耳炎なども含まれるため、どちらが原因であっても効果が出るように内服治療をはじめました。

 

■ その結果、2日目で明らかに症状が改善し始め、14日目でほとんど通常通りに生活できるようになりました。 神経症状は早期に治療すれば、完全に良くなることもありますが、約半数には首の傾きなどが残ってしまいます。

 

■ 早期診断・早期治療が大切になりますので、気になることがあれば、早めの来院をお願い致します。

 

 

■■ そんなに感染率が高いと『うちの子は大丈夫かな?』と心配されている方もご安心ください。 ほとんどのウサギは症状が出ないまま一生を終えることが出来ます。

 

■ また、免疫機能が落ちて来た時に発症することが多いため、先手を打って、免疫をあげる【 先制医療 】が大切になります。

 

■ 爪切りやグルーミングに来院された時などにも、この病気についてお気軽にご相談ください。

 

獣医師 冨田浩平

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年4月29日(月)


上のクリーム色の部分が、副腎と言う臓器です。 その副腎機能が低下した病気が、アジソン病です。

参照サイト:

https://goo.gl/e5K8SZ

 

 

8歳11カ月、不妊手術済みのメスのトイプードルさんです。

 

【 1年前より下痢を繰り返し、最近、食欲元気が無く、他院にてアジソン病と診断されたワンちゃんです 】

 

■ フロリネフという治療薬が処方され服用していたが、症状が一向に良くならないとの事で当院へ転院されていらっしゃいました。

 

■ アジソン病とは副腎皮質機能低下症のことで、副腎皮質ホルモンの欠乏することによって元気がなくなる病気です。 環境の変化などによるストレスにより、症状が悪化することがあります。

 

 

■ 副腎を刺激するホルモンを投与して、副腎から分泌されるコルチゾールの値を測定するACTH刺激試験では、分泌量がかなり低い数値でした。

 

■ また副腎皮質からはグルココルチコイド、ミネラルコルチコイドというホルモンが分泌されています。

 

ミネラルコルチコイドの欠乏では電解質の数値に異常が見られますが、今回は電解質の異常が見られない為、アジソン病の中でも非定型的といわれる、グルココルチコイドだけが欠乏するタイプと診断しました。

 

■ プレドニゾロンという成分のお薬に変えたところ、食欲、元気も元に戻り、ずっと続いていた下痢も良いウンチになりました。

 

■ 今後ミネラルコルチコイドも減少してくる可能性はあるので、定期的な血液検査をして症状の悪化を早期に防げるよう診察していきたいと思います。

 

獣医師 新井澄枝

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年4月29日(月)

[1 / 2][1][2]
ページトップへ