イヌが大好き、ネコが大好き、どうぶつだいすき~!

 

 

 

参照サイト:

http://u0u1.net/Qdo4

 

 

 

犬 柴犬 10歳 メス(避妊手術済み) です。

 

【 他院で外耳炎の治療をしていたが、外耳が固くなって治しにくいと言われたワンちゃん 】です。

 

■ 実際に診察させて頂いたところ、左耳の外耳道が石のように固くなって肥厚しておりました。

 

■ 柴犬は、アレルギー性病気が多いので、最初の治療は外用のステロイド剤を用いましたが、長期間にわたる外耳炎に対する治療を他院さまで行っても治らなかっただけあって、軽快する事は出来ませんでした。

 

■ そこで、飼主様に対して、犬の外耳道の構造が【 L字型 】であり、鼓膜の近くまで空気の流れが無いと、慢性的な中耳炎や内耳炎の起こる可能性などを飼主様に説明しました。 また、ワンちゃんにとって、痛痒くて口を開ける時にも痛みが生じる説明もしました。

 

■ このような時は、本来【 石のような外耳道のレベルに行う外科手術 】ではないのですが、耳の穴が塞がった状態でしたので、鼓膜に近い水平耳道の空気の通りを良くする目的で【 垂直外側耳道切除術 】を行いました。

 

■ この【 垂直外側耳道切除術 】の利点は、

 

★ 第一に、【 全耳道切除術 】のように顔面神経の際までメスを入れる必要がなく、顔面神経麻痺になる可能性がほぼゼロとなります。

 

★ 第二に、この手術を行った結果によって、人間と同じように水平耳道の入口から鼓膜が見えるようになったら、今後の耳の管理が容易になります。

 

★ 第三に、水平耳道の閉塞が術後治療で治らない際には、【 水平耳道切除術 】の手術が容易に出来る、と言う事です。 簡単に言うと、垂直耳道切除と水平耳道切除の二段階で手術が出来るので、【 一段階目の垂直耳道切除術で成功してしまえば、少ない傷と少ないリスクで治療が可能な方法 】なのです。

 

★ ただし、水平耳道の入口のところまで外耳道が石のように固く肥厚していたら、この方法ではなく、全耳道切除術でないと手術が成功しません。

 

■ もし、難治性外耳炎でお悩みの際は、ぜひお尋ね下さい。

 

■ 最近、マラッセチアに効果的な外耳炎用の薬を見つけました。 遠方から御来院頂いている方に、とっても好評です。

 

獣医師 冨田浩平

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年2月9日(土)


 

 

 

参照サイト:

http://u0u1.net/Qdy4

 

 

犬 秋田犬 5歳 オス(去勢手術未実施) です。

 

【 深夜に夕食を食べた後、吐きそうにするが何も出ない状態になったというワンちゃん 】です。

 

■ どんどん状態が悪くなったが、様子を見ていても良くならないので、翌朝になって当院に来院されました。

 

■ レントゲンを撮影すると、胃が拡張して捻れ(捻転)ているレントゲン像が見えました。

■ この特徴で、直ぐに診断が付きました。 【胃拡張・胃捻転症候群】という犬の有名な病気で、命に係わる重大な病気の一つです。

■ 緊急に手術の用意をして、原因となる胃捻転を開腹手術で整復し、捻転が発生してから時間が経っていたために、【壊死しかけている複数の臓器を切除手術】、また【胃が捻じれるのを再発防止する特殊手術】などを行いました。

 

■ 手術は成功し、手術後は少しの期間、難しい状況がありましたが、適切な集中治療を行った結果、元気に退院していきました。

 

■ この病気は、大型犬の飼育数が多かったバブル期には、数多く発生していたのですが、【胸の深い犬】に良く起こると言われている病気です。 散歩などをして興奮した後に、食事をしたり、水を飲んだりする事が引き金になると言われています。

■■ 注意事項として、興奮してる状況の時には、すぐに、お水やご飯をあげるのは控えましょう。

 

【追伸】 この手術は、コツがあります。 手術に慣れている獣医師が執刀しないと、成功率が高くなりません。 なぜならば、不慣れな先生は色々な合併症の対策が出来ず、手術は成功したのに、術後に亡くなっていたりします。 手術前後の管理も非常に大切な病気です。

 

獣医師 桃﨑昂

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年2月9日(土)


Cアームという、手術中のレントゲンが動画で撮れる優れものです

参照サイト:

http://u0u1.net/Qd1R

 

犬 チワワ 5ヶ月 オス (去勢手術未実施) です。

 

昨夜、飼主様の腕の中から飛び降りてしまい、【左前足の骨がブラブラしていると言うワンちゃん】です。

 

■ レントゲン検査をしたところ、右前足の骨が複雑骨折していました。 肘から前方の骨は2本あるのですが、足先に近い関節の近くで2本とも折れており、ちょっと整形しにくい箇所が複数の骨に分かれて骨折していました。

 

■ 成長期のワンちゃんかどうかを判断するときに、レントゲン検査で【成長板】が明確に見えている場合、まだ骨が成長していると診断します。 成長板は、骨が伸びて成長する箇所なのです。

 

■ この【成長板】は、整形外科をする際に決して傷つけてはいけない部分です。 傷付けると、骨の成長が止まってしまいます。

 

■■ このチワワの子は、成長板がハッキリと見えており、成長期である事が分かりました。 今回は、成長板の近くで骨折していましたが、【【 骨の成長を妨げることなく 】】骨折の整復をする必要があります。

 

※ 宇宙に行くと無重力生活になるので、骨への体重負荷などの刺激が無くなり、骨が弱くなる事を聞かれたことがあるかも知れません。

 

■ 仔犬は、外科手術を一本の手に行ったりすると、その手をかばってしまい、床に付かない子がいます。 すると、その手の骨への体重負荷(刺激)が、宇宙での生活のように無くなってしまい、骨がくっ付きづらくなる癒合不全が起きやすくなります。

 

■ 当院には、そのトラブルが無くなるような手術方法が出来る医療機器があります。

Cアームという、手術中に手術台から動物の身体を動かさなくてもレントゲンを撮れる医療機器があると、素晴らしい整形手術が出来るのです。

 

■ Cアームを利用して、【 創外固定装置 】という【 皮膚を大きく切らずに身体の外からピンを骨に通して骨折を治す 】方法により、手術をしました。

 

■ Cアームが無い時代には、『 ドクターの勘 』で骨の端と端を合わせていましたが、今ではピッタリと骨を整復出来ます。

 

■ この子は、御家族のリハビリなどのご協力の結果、今では元気に歩き回る事が出来るようになりました。

 

獣医師 桃﨑昂

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年2月9日(土)


 

 

 

参照サイト:

http://u0u1.net/Qdrf

 

ネコ 7歳4ヵ月 オス(去勢手術済み)

 

【 お正月の帰省中に、150gのチャーシューを盗み食いしてしまってから元気がなく、食欲もなく、吐いており、とてもぐったりしている 】というネコちゃんです。

 

■ このネコちゃんは以前から糖尿病があり、食事およびインスリン注射により血糖値をコントロールしていたネコちゃんです。

 

■ 病院に来院した時はかなりぐったりしており、力なく鳴いている状態でした。

尿中にケトンというものが大量に出ており、糖尿病性ケトアシドーシスという非常に危険な状態でした。

 

■ 糖尿病性ケトアシドーシスの場合、命に関る非常に危険な状態に陥ることが多く、この子もかなり危険な状態だったため、早急に入院下で点滴およびインスリンの持続点滴を行いました。

 

■ 治療の過程で血液中のK(カリウム)やP(リン)が下がってしまい治療に難航しましたが、なんとか今までの食事とインスリン注射による血糖値のコントロールが出来るようになったため退院し、通院治療に切り替えました。

 

■ 今では食欲もあり、ご家族にたくさん甘え、元気にしているとのことで安心しています。

糖尿病の子で、決まった食事以外に何か盗み食いしてしまった!という場合は、危険な状態に陥ることも多いため、早急に来院されることをオススメします。

 

獣医師 新美綾乃

 

 

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年2月9日(土)


 

 

参照サイト:

http://u0u1.net/QdpB

 

犬 サモエド 10歳6ヵ月 メス(避妊手術済み)

 

【 慢性的な腹部の丘疹と、痒みがどんどん酷くなっている 】という症例です。

 

■ 以前から膿皮症(皮膚の常在菌が、皮膚のバリア機能低下により増殖し皮膚炎を起こすもの)を何度も繰り返しており、通常は抗生剤、外用薬、シャンプーを使い治療を行うのですが、低刺激の外用薬やシャンプーでも皮膚が荒れてしまい治療に難航していました。

 

■ そして繰り返す膿皮症に対し、内側から皮膚のバリア機能を壊すアレルゲンが存在していると考えた時に、食べ物のアレルギーが第一に考えられました。

 

■ そこで、食物アレルギー専用の処方食を食べてもらい、皮膚の経過観察を行ったところ、本来の治療方法である抗生剤、外用薬、シャンプーでは上手くいかなかった皮膚炎が治まってきてくれました。

 

■ それまでは、飼主様に何度も外用薬やシャンプーを使用して頂いていたのですが、最低限のお手入れのみでも皮膚炎は落ち着き、わんちゃんは痒みもなく、痒くてキュンキュン鳴くことも無くなりました。

 

■ 皮膚炎が起こり、その治療を行っても治療をやめると繰り返してしまう皮膚炎に対しては、ホルモン疾患やアレルギー疾患が根底に隠れていることにより、皮膚のバリア機能が弱まって繰り返してしまう事が多いため、全身精査を行う事をオススメします。

 

獣医師 新美綾乃

 

 

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2019年2月9日(土)

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