イヌが大好き、ネコが大好き、どうぶつだいすき~!

皮膚科専門外来担当の冨田です。

 

今回は「犬疥癬症」についてです。

 

犬疥癬症とはイヌセンコウヒゼンダニというダニの感染症です。イヌセンコウヒゼンダニは感染すると皮膚に穴を掘って住み着きます。そのため、シャンプーなどで駆除することが難しいです。

 

感染している子は多くはありませんが、まだまだ疥癬症で来院される方もいらっしゃいます。

 

主に犬同士の接触で感染しますが、偶然人に感染してしまう事もあります。その場合、人の皮膚で増えることは出来ない為、一時的に痒みが出るだけで自然と治まっていきます。

 

皮膚にダニがいる事で物理的に痒みが出るのはもちろんですが、アレルギー疾患としての一面もある為非常に強い痒みが出る事が特徴です。

特に出血するまで搔く、搔きすぎて皮膚がぼろぼろになってしまうといった方は注意が必要です。

この病気も確実性の高い予防・治療法があるため、「家の子は大丈夫かな?とご心配な方は是非一度ご相談ください。

 

次回は「犬疥癬症の診断と治療」についてです。

 

 

また、次回の皮膚科専門外来は11月10日土曜日開催予定です。

初めての方も予約の枠が残っていますので、お気軽にご相談ください。

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2018年10月21日(日)


モルモットのオシッコ 赤くなっています

参照サイト:

http://urx3.nu/MJjt

http://urx3.nu/MJjS

 

モルモット 5歳6ヵ月 オス(未去勢)

 

【 急に尿が真っ赤になった! 食欲下がった! 】とのことで来院されたモルモットさんです。

 

■ レントゲン検査および、尿検査を行わせて頂きました。

検査の結果、膀胱結石などはなく、細菌性膀胱炎を強く疑う状況でした。

 

■ 抗生剤と止血剤を併用しながら、点滴にて尿量を増やすことで菌を洗い流す処置を行いました。

血尿は数日で改善し、落ち込んでいた食欲もみるみる元に戻ってきてくれました!

 

 

■ 尿中に細菌が出現する時は、

 

下痢などにより陰部周りが汚れ、尿道から膀胱内に菌が入り込んで増殖する場合や、

 

陰部周りを気にして舐めてしまう事により口腔内の歯周病細菌が尿道から膀胱内に入り込む場合があります。

 

 

■ 放っておくと、膀胱から細菌が腎臓の方へさかのぼっていき、腎盂腎炎にまでなってしまうこともあります。

 

■ 血尿や頻尿、オシッコがちょっとしか出ない場合は、早めに来院されることをオススメします。

 

 

獣医師 新美綾乃

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2018年10月20日(土)


 

 

 

参照サイト:

http://urx3.nu/MJiP

 

 

猫 10才 未避妊

 

【 陰部から膿のようなものが出た 】ということで来院されました。

 

■ 未避妊ネコちゃんで陰部からの分泌物があった場合に、このブログでも何度か取り上げている子宮蓄膿症という病気を考える必要があります。

 

■ 子宮蓄膿症はその名の通り、子宮に膿が溜まる病気です。 今回のように陰部から膿が出てくるものは、早期に気付くことが出来るため、子宮ごと(全体)膿を摘出することで助かる可能性は高くなります。 今回の子も膿の排出以外に症状は無く、全身の状態は非常に安定していました。

 

■ しかし、手術前の検査で心臓に異常が見つかったため、手術の危険性はとても高く、管理に細心の注意を払いながら手術を行いました。 手術は麻酔や出血で血圧が落ちてしまわないように、多量の点滴を流しながら行うことになります。

 

■ この時に、心機能が落ちている状態だと心臓から肺に水分が移動し、溺れたような状態になる危険性があります。 今回は、手術中の心臓病に対する厳密なコントロールがうまくいき、何事もなく手術を終えることが出来ました。

 

■ 子宮蓄膿症は早期発見できれば手術で治すことも可能な病気です。 しかし、高齢になってから発症することが多いため、併発疾患によって手術の危険性が格段に上がります。 そのため、繁殖予定が無い子には早めの避妊手術を受けさせてあげる事が大切になります。 また、併発疾患の早期発見の為にも年1,2回は健康診断を受けさせてあげるようにして下さい(^^)/

 

 

獣医師 冨田

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2018年10月20日(土)


↓↓↓ ウサギの下あご 舌をひっくり返したら、歯が刺さっていた状態

 

 

 

 

参照サイト:

http://urx3.nu/MJi0

 

 

 

 

 

ウサギ 2歳 オス (去勢手術未実施) です。

 

【 急に涎が止まらなくなり、顎の下がただれてしまったウサギさん 】です。

 

■ 何軒かの病院で診てもらい治療も受けたが良くならず、最初は食べていたペレットも少しずつ食べる量が減ってしまい、体重が減ってしまった状態でいらっしゃいました。

 

■ ウサギの過度な流涎(よだれ)の一番の可能性として口腔内のトラブルを疑い、口腔内検査を実施させて頂きました。

覗いてみると、大量の唾液と、一部粘膜が腫れあがっていました。 非常に歯の状態を確認しづらい状況でしたが、乾綿や綿棒を駆使して口腔内の視野を確保すると、一番奥の歯が棘のようになり舌に当たっていました。

 

■ 慎重にその歯を特殊な器具で折って、ヤスリで削ってお返しすると、ぴたりと涎が止まり、いつも通りペレットを食べ始めました。

 

 

■ ウサギの奥歯は食べるものや、その仔の噛み方の癖によって、鋭い棘のようになり、時に舌や口腔粘膜を傷つけてしまいます。

 

■ ウサギが口をモゴモゴしたり、涎が止まらなくなった場合は、このサインの可能性がありますので、ぜひお早めに病院へ連れて行ってあげてください。

 

★ また、何事もなくても、ウサギさんは1~2か月毎の口腔内健診をお勧めいたします。

 

獣医師 桃崎 昂

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2018年10月20日(土)


↓↓↓ 歯茎がとても赤く、歯の露出が多いので、歯周病も進んでいる症例です。

 

 

参照サイト:

http://urx3.nu/MJh7

 

 

 

 

13歳の雄のパピヨンです。

【 麻酔下での歯石除去歴のあるワンちゃんですが、口内炎が良化せず数か月後食欲不振に陥りました。 】

 

■ もともとお口を触れるのをいやがり、自宅での歯磨きケアは不可能だったワンちゃんです。

 

■ 麻酔下で口腔内を診察すると、歯の周りには歯垢がべったりと付着し、口腔粘膜はひどくただれていました。

歯科デジタルレントゲン検査を行い、歯根の状況と今後も家庭での口腔ケアが難しい事を考慮し、全ての歯を抜歯することになりました。

 

■ 術前には、一般状態を把握するため血液検査、心臓のエコー検査、また血液凝固異常がないか検査を行いました。

 

■ 血液検査の結果から白血球数の上昇がみられたため、手術2日前より入院治療を開始しました。

 

■ 抜歯した部位は、歯肉を丁寧に縫合しました。

術後経過は順調で、翌日から元気よく食事もできました。

 

■ 術後は縫合部位が離解(糸が外れる状態)しないよう液状食を与え、足で口を搔かないよう、また下あごの骨は薄くなっているのでぶつけて骨折させないよう注意が必要です。 硬いモノやおやつ、おもちゃで遊ぶことも厳禁です。

 

■ これらの約束を守っていただき退院となりました。

その後、口の痛みはあまり見られないようで、食事をもっと欲しがると嬉しいご連絡をいただきました。

 

 

■ 老齢になってから口が痛くて食べられなく、来院されるワンちゃんが多く見られます。

 

■ 仔犬の頃から歯磨きを習慣づける事は、元気に長生きして頂くために大変重要です。

当院では歯磨きのご指導もさせて頂いております。また嫌がるワンちゃんにはしつけ教室もお勧めしております。是非ご相談ください。

 

獣医師 新井澄枝

 

 

【記事情報】投稿者: ニコわく♪ スタッフ | 投稿日: 2018年10月20日(土)

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